夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

博多人形「利休像」 川崎虎雄作

2011-03-20 09:01:20 | 彫刻
昨日、本日とさいたまスーパーアリーナの前を自転車で通勤途中にて見てまいりました。避難者で多くの人がいました。しかし、今月末までということです。早く落ち着くところが見つかるといいです。ガソリンスタンド前は朝から並んでいます。120台以上新都心でさえ並んでいます。いまだにスーパーではトイレットペーパー、電池、米はありません。

さいたま市に避難された皆さんは震災を受けていない地域を羨ましいと思うでしょう。
その人々がスーパーに買い物に行けたとして、その状況を見るとどう思うでしょうか?
被災した人々に、本来必要なものが、買い占められているとしたら・・。日本人は強奪が起こらない紳士的な国民と称されたようですが、偽善的な面を否定できません。もっと、もっと冷静に・・。

今日は「利休」さんです。リアルで怖い感じもしますが、この像の眼が好きです。
冷静に・・、すべては冷静に・・・、自分にも言い聞かせます。

博多人形「利休像」 川崎虎雄作
185*130*200

3月になると28日は利休忌があります。

博多人形には正直まったく興味がなかたのですが、本作品を思わず購入したようです。

作者の川崎虎雄氏についての詳細は不明です。





わが社宅の玄関に鎮座しているのは利休さんです。下村観山の色紙程度の山水画をバックにお茶を一服しています。









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2 コメント

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利休の瞳は (米吉)
2011-03-20 21:35:42
たぶん遠い思い出の東北の地を見つめて溢れんばかりの涙でいっぱいのように私には思えてなりません。
このような未曽有の災害を憂い、静かに茶を点て被災された方たちに、せめて一服感を味わっていただきたいと切に願っているのでしょうね。
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助け合う・・ (夜噺骨董談義)
2011-03-21 08:23:36
被災者と津波の難を逃れた近所の方とが助け合って、いっぱいの少ない具の味噌汁をおいしそうに味わう姿に、普段何気なく享受している幸せを改めて実感させられますね。
一服のお茶を楽しめる日が被災者の皆さんに一日も早く来られることを祈っています。
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