
田家秋色 小野竹喬筆
紙本着色絹装軸 共箱
全体サイズ:横*縦 画サイズ:横330*縦1242

小野竹喬は大正12年まで「竹橋」の号であり、この号は竹内栖鳳から雅号と頂いたものです。
画の印章は「孫魚乙」の朱方印であり、1919年(大正8年)頃からの使用です。
このことから大正8年頃、竹喬が30歳頃の作品ではないかと思われます。
さらに印章は竹喬の号になってから使用している作品が多く、大正10年頃の作品の可能性も高いです(大正12年7月に竹橋から竹喬に改名)。

小野竹喬の初期の作風が良く出ている作品です。
本作品は竹喬がセザンヌに惹かれていたという点と故郷笠岡の思い出が象徴的に出ている作品で、青春期の稀少な作品と思われます。

主題は日本画風でありながら、日本画の絵の具で油絵のような表現を試みている青年画家竹橋の、清新な心が伝わってくる気がします。
小野竹喬は若いときの作品を見られたときには、その作品と交換して絵を描いたそうです。下記の作品も知人が小野竹喬から交換して頂いた作品だそうです。若いときの作品に満足しない画家には良くあることだそうです。小野竹喬氏が生きておられれば私もお願いできたでしょうか?
朝雲 小野竹喬筆
紙本着色額装共シールタトウ入 240*370
シミが発生しており、補修が必要なのでアドヴァイスしたのですが・・。

紙本着色絹装軸 共箱
全体サイズ:横*縦 画サイズ:横330*縦1242

小野竹喬は大正12年まで「竹橋」の号であり、この号は竹内栖鳳から雅号と頂いたものです。
画の印章は「孫魚乙」の朱方印であり、1919年(大正8年)頃からの使用です。
このことから大正8年頃、竹喬が30歳頃の作品ではないかと思われます。
さらに印章は竹喬の号になってから使用している作品が多く、大正10年頃の作品の可能性も高いです(大正12年7月に竹橋から竹喬に改名)。



小野竹喬の初期の作風が良く出ている作品です。
本作品は竹喬がセザンヌに惹かれていたという点と故郷笠岡の思い出が象徴的に出ている作品で、青春期の稀少な作品と思われます。

主題は日本画風でありながら、日本画の絵の具で油絵のような表現を試みている青年画家竹橋の、清新な心が伝わってくる気がします。
小野竹喬は若いときの作品を見られたときには、その作品と交換して絵を描いたそうです。下記の作品も知人が小野竹喬から交換して頂いた作品だそうです。若いときの作品に満足しない画家には良くあることだそうです。小野竹喬氏が生きておられれば私もお願いできたでしょうか?
朝雲 小野竹喬筆
紙本着色額装共シールタトウ入 240*370
シミが発生しており、補修が必要なのでアドヴァイスしたのですが・・。
