
8月7日に亡くなられた平野庫太郎氏の作品を並べてみました。
まずは辰砂のワイングラスのような形の作品。

同様の形態の練り込みの作品です。

少し形の違うバリエーション。

牛乳、コーヒーなどいろんな飲料を飲むのに使える愉しい作品群です。祖父の処世訓(家訓)の額の前に置いてみました。

さらにはマグカップの形状の作品。

こちらも形状のちょっと違うばバリエーション。

辰砂のマグカップもあります。いずれも洗練された形状と美しい釉薬が魅力の作品です。

こちらは煎茶の急須、茶こぼし、碗の揃いです。萩釉や粉引に近い釉薬です。

デザイン性の優れた作品です。

盃には各種の釉薬の種類の作品が揃っています。

均窯の釉薬の作品ですが、釉薬の流れがきれいな作品です。箱がなかったり、箱書きがない作品は戴いたものが多いです。

辰砂のペアの盃、とてもきれいで晩酌がリッチな気分になります。

油滴天目は平野庫太郎氏の得意な作品のひとつです。形状は輪花状の口縁になっています。

木の葉天目も平野庫太郎氏の真骨頂。

油滴天目と辰砂のペアの盃は建物の竣工記念に製作していただいて関係者に配った作品です。箱を見て盃なので金杯と思った人が多かったのですが、中はこのような地元の窯の作品だったので喜んでもらえました。

こちらはさらに輪花状に口縁をした一段高級な作品。箱書きがないので氏からの戴き物・・。

「当方に鉄釉の盃がない。」と平野庫太郎氏に話したら、「? 作っていないからね。」だと・・。徳利にはありますが・・。

次は水注の作品です。

こちらは当方の男の隠れ家に新築祝いに戴いた作品。

油滴もあります。

これらは展覧会で購入した作品です。
*写真の赤い部分は実物にはありません。

辰砂の作品です。

釉薬の段状に変化する色合いは非常に美しい作品です。

こちらは油滴天目の水指です。

形状が粋ですね。平野庫太郎氏の作品に共通しているのは品格の高さです。

こちらは人気のコーヒーカップ。貫入から色合いが変化してしまうので、晩年の作品にはそうならない工夫がされています。

粉引の片口もありました。

当方の和室の棚に飾っておきます。

平野庫太郎氏の作品は寡作で、作品数が非常に少ない陶芸家です。しかも自宅の窯にも作品は現在あまり遺っていないようです。

少しでも納得しない点があると出品しません。

友達付き合いをさせていたので、そのような気に入らない作品を譲ってくれたことが多々ありました。

帰京したこちらには茶碗や花瓶など少し大きめの作品などほぼ同数の作品があります。こちらでもちょっと並べてみたいと思っています。
ともかくほとんどろくろも碌に使えない現代工芸家の中で群を抜いていた技術の持ち主でしたし、なによりもその作品の品格の高さは人柄によるものでしょう。地方の製作がほとんどであり、中央で個展などまったく開催することのありませんでしたが、その作品の価値を私は保証します。いろんな作品を見てきた私が断言するのですから・・。
まずは辰砂のワイングラスのような形の作品。

同様の形態の練り込みの作品です。

少し形の違うバリエーション。

牛乳、コーヒーなどいろんな飲料を飲むのに使える愉しい作品群です。祖父の処世訓(家訓)の額の前に置いてみました。

さらにはマグカップの形状の作品。

こちらも形状のちょっと違うばバリエーション。

辰砂のマグカップもあります。いずれも洗練された形状と美しい釉薬が魅力の作品です。

こちらは煎茶の急須、茶こぼし、碗の揃いです。萩釉や粉引に近い釉薬です。

デザイン性の優れた作品です。

盃には各種の釉薬の種類の作品が揃っています。

均窯の釉薬の作品ですが、釉薬の流れがきれいな作品です。箱がなかったり、箱書きがない作品は戴いたものが多いです。

辰砂のペアの盃、とてもきれいで晩酌がリッチな気分になります。

油滴天目は平野庫太郎氏の得意な作品のひとつです。形状は輪花状の口縁になっています。

木の葉天目も平野庫太郎氏の真骨頂。

油滴天目と辰砂のペアの盃は建物の竣工記念に製作していただいて関係者に配った作品です。箱を見て盃なので金杯と思った人が多かったのですが、中はこのような地元の窯の作品だったので喜んでもらえました。

こちらはさらに輪花状に口縁をした一段高級な作品。箱書きがないので氏からの戴き物・・。

「当方に鉄釉の盃がない。」と平野庫太郎氏に話したら、「? 作っていないからね。」だと・・。徳利にはありますが・・。

次は水注の作品です。

こちらは当方の男の隠れ家に新築祝いに戴いた作品。

油滴もあります。

これらは展覧会で購入した作品です。
*写真の赤い部分は実物にはありません。

辰砂の作品です。

釉薬の段状に変化する色合いは非常に美しい作品です。

こちらは油滴天目の水指です。

形状が粋ですね。平野庫太郎氏の作品に共通しているのは品格の高さです。

こちらは人気のコーヒーカップ。貫入から色合いが変化してしまうので、晩年の作品にはそうならない工夫がされています。

粉引の片口もありました。

当方の和室の棚に飾っておきます。

平野庫太郎氏の作品は寡作で、作品数が非常に少ない陶芸家です。しかも自宅の窯にも作品は現在あまり遺っていないようです。

少しでも納得しない点があると出品しません。

友達付き合いをさせていたので、そのような気に入らない作品を譲ってくれたことが多々ありました。

帰京したこちらには茶碗や花瓶など少し大きめの作品などほぼ同数の作品があります。こちらでもちょっと並べてみたいと思っています。
ともかくほとんどろくろも碌に使えない現代工芸家の中で群を抜いていた技術の持ち主でしたし、なによりもその作品の品格の高さは人柄によるものでしょう。地方の製作がほとんどであり、中央で個展などまったく開催することのありませんでしたが、その作品の価値を私は保証します。いろんな作品を見てきた私が断言するのですから・・。