夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

氏素性のわからぬ作品 壺屋焼 青釉魚文大皿 

2015-12-28 06:07:16 | 陶磁器
玄関の飾りが難しいときがあります。ごちゃごちゃ飾らずひとつかふたつでピシッと決める飾りです。高級品は玄関ですからいけません。たとえ壊れても盗まれても大きなダメージのないものにするのが玄関の飾りです。

なにか大きめの皿と思ってもいいものは値段が高くなり、当方では入手できません、そこで狙いをつけたのが、無銘の窯割の作品の出来の良い作品です。運よく?出来たのが今回の作品です。

氏素性のわからぬ作品 壺屋焼 青釉魚文大皿
口径436*高台径247*高さ87



無銘で窯割がある作品ですが、作りは初期の金城次郎の作行です。金城次郎は無銘の頃に口径43センチクラスの大きな皿を製作していますが、銘も無ければ箱も無く誰の作品かは当方では解りかねています。



豪放磊落なつくりですね、



窯傷もそれほど作品のダメージになっていません。



なんといっても呉須の絵付けが活きています。



とぼけた魚の表情がなんともいえずにいいものです。



玄関に納まりました。家内の誕生祝いの時の羽子板と共に・・。



赤と青のシルエット・・。



正月以外は・・・。とにもかくにも安らかな年末と明るい正月を迎えられんことを祈念します。



ピカソの絵のようなとは義母の表現。無銘ながらもなかなかの作品かと・・。



読者の皆様、よいお年を・・。今から雪の郷里へ向かいます。






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