今でこそ、「調理用トマト」または「クッキングトマト」と言って、加熱用のトマトがスーパーでも見かけるようになりましたが・・・
何年か前までは・・・
トマトソースを作るには、トマトの缶詰を使うしかありませんでした。
そんな時、加熱用のイタリアントマト「サンマルツァーノ」を手に入れたことがありました・・・
が、その時のうれしかったこと~!
そして、それで作ったトマトソースのなんと美味しかったこと~!
*ちなみに、本物の「サンマルツァーノ」は色々な条件にあったものだけであって、 大抵の 「サンマルツァーノ」は他のトマトとかけ合わせたものです。
なので、私がゲットしたのも大抵の「サンマルツァーノ」♪
で、なぜ、加熱用のトマトが美味しいかと言いますと・・・
「グルタミン酸」と言う旨み成分をた~っぷりと含んでいるからなんですよ!
旨み成分は大~~きく分けると・・・ほんと大きく分けるとね!
「グルタミン酸」と「イノシン酸」と「グアニル酸」の3つで・・・
「グルタミン酸」は、昆布やトマトなどに多く含まれ・・・
「イノシン酸」は、かつお節や煮干しや肉類に・・・
「グアニル酸」は干ししいたけなどに多く含まれています。
そして、これらを組み合わせると旨みが「足し算」ではなく「掛け算」になるんです!
つまり!
かつお節だけでとるお出しより、かつお節と昆布や干ししいたけと組み合わせたほうがずっと美味しくなるということ!
で、これは日本のお出しですが・・・
イタリアでは、トマトをベースとして・・・お肉やお魚料理をすることで旨み成分を倍増!
つまり、イタリアではトマトが日本のお出し代わり~という事ですね!
さてさて・・・これからが今日の本題です! (前置きが長!)
一時は、諦めかけていた我が畑のトマト「シシリアンルージュ」
なぜ諦めたかですって!?それはこちらをご覧あそばせ♪
http://blog.goo.ne.jp/oyasai-tabeyon1231/d/20080604
お蔭さまで、持ち直し(すごい生命力!)収穫にまで至りました♪
この「シシリアンルージュ」・・・からみつく旨み!がキャッチコピーの調理用トマト。
ホームページはコチラ↓
http://sicilian-rouge.com/index.html
で、この「シシリアンルージュ」でトマトソースを作ってみました~
多めのオリーブオイルに、刻んだニンニク(1片)とコンビーフ(1缶)、薄切りタマネギ(1/2コ)を炒めて、トマト(500g)も加えてよ~く煮込みました。塩&コショウで味付け。(約2人前)
*水分が少ない場合は、水を足してくださいね!
*これは、トマトソースの基本形♪ シシリアンルージュでなくても出来ます。
お試しあれ!
感想は・・・美味しい~!
なんと!ま~ったりとした濃厚なトマトソースになったんです!
これがまたパスタによくからむ!
まさに「からみつく旨み」でした!
うんうん!この「シシリアンルージュ」・・・いいかも!です♪