一昨日の日曜日♪
「福島市」で開催された「イベント」に参加してきました♪
場所は「菅野哲」さんち内にある「加工所」♪
「菅野哲」さんはもともとは「飯館村」の方♪
かの震災によって仮設所での避難生活を余儀なくさせられた後、この地に家を建て・・・
農業を営んでいらっしゃいます♪
ちなみに私は・・・昼ごはん調理隊♪
採れた野菜で2品ほど作りました♪
そして楽しい交流会♪
でも実はお料理のほとんどは・・・「飯館村」の方たち作♪
「じゅうねん」で作った「ソーメンだれ」や「味噌かんぷら」は特に絶品でした!
どちらも福島に伝わる伝統料理で・・・「じゅうねん」とは「えごま」のこと♪
「えごま」は今では「健康食材」としてすっかりみんなの知るところですが・・・
福島ではその「えごま」を昔から「じゅうねん」と呼んでいるんです♪
会津に住んだことのある私にとっても「じゅうねん」は懐かしい響き♪
さて♪
そして「菅野哲」さんです♪
「飯館村」は今年の3月に「避難解除」が出ました♪
が・・・
事はそんなに簡単な問題では無く・・・
「菅野哲」さんのように「飯館村」へ帰りたいという強い思いを持ちながらも・・・
「福島市」に「家」と「加工所」を建て、「この地で農業をやって行こう!」
そう覚悟を決めた方もいらっしゃれば・・・
すでに帰られていて、家をリフォームして住んでいらっしゃる方もいらっしゃれば・・・
家を全部壊して新たに家を建てないと帰れない方や・・・
勿論若い人たちなど、帰らない方も多く・・・
皆さん明るくふるまっていらっしゃいましたが・・・
表情の奥には私たちには計り知れないような「苦悩」や「葛藤」
そして「疲労」が見えたような気がしました♪
6年の歳月はあまりにも長過ぎました・・・。
皆さん すっかりお歳をとられた・・・。
そして皆さんの「期待」や「希望」はすっかり「絶望」に変わってしまった・・・。
飯館村の方からよくお聞きするのは・・・
「震災」が起こるまでは「子ども夫婦」や「孫たち」と一緒に暮らしていて「大家族」だったと・・・。
「避難解除」で、国は、そして私たちも一区切り付いたように思っているかもしれないけれど・・・
現実は決してそんなことは無いのだ。
そんなことをつくづく思い知らされた一日♪
「どうぞお元気で♪ また機会がありましたらお会いしましょうね♪」
帰り際にせいぜいそれが・・・私が「飯館村」の方たちにかけられる言葉でした・・・。
被災者の方々に思いを馳せる。
可能な限り、ふれあいを持つ。
復興の終わりが見えない限り、忘れてはならないことだと思っています♪