ヘリコプターペアレンツ。それは,子供に何かあるととっさに駆けつけ,子供をダメにする父母・保護者。近年,この存在が新聞記事になり,オズマも前部署ではしょっちゅう対策をしていた。本音では,「このクソオヤジめ。だから受からないんだよ。」と思っていたものだが。
ふと『巨人の星』第71話「かえれ不死鳥」を観ていると,伴宙太が星一徹に言っている。
「いつからこの家も,そこらにあふれる“マイホーム”とやらに成り下がったんですかい
子供の大学入試についていき,落ちれば大学のせいにしたり一緒に泣く,
そこらのマイホームとやらと変わらないじゃないですか。」
と。
この言葉は,飛雄馬が公式戦第1戦で左門に速球をホームランにされ,飛雄馬は失踪し,それに同情してしまう一徹に対してのものである。
この場面にはさらに続きがあり,一徹が「マイホームパパ」でないことはわかるのだが,伴宙太の叫びは,梶原一騎先生の叫びか,それとも長浜忠夫の叫びか。
少なくとも,本放送された昭和44年から42年が経過しようとしている。そう,「団塊世代」が大学入試にあたる年度である。「いまどきの若者は」というが,実はもう団塊世代からしてこう言われていたのだ。実に42年前に。
「タイガーマスク運動」もいいが,「巨人の星運動」も盛り上げてほしいものだ。みんなで足を180度に上げて,大リーグボール2号を投げる.....,そんな「運動」じゃ大変か。オズマが高校生のとき実際に真似してみると,本当に土埃が顔に掛かってきてたまったものではなかったしね。
話が逸れた。
ヘリコプターペアレンツの存在は,すでに「昭和元禄」の時代に指摘されていた,ということが重要だ。いまに始まった問題でない,ということだ。
センター試験なぞ人生においてはたわいない試練だ,そう思えたのは社会人になってから。オズマは共通一次だったけれど。もちろん独りで受験し玉砕しましたよ...。
ふと『巨人の星』第71話「かえれ不死鳥」を観ていると,伴宙太が星一徹に言っている。
「いつからこの家も,そこらにあふれる“マイホーム”とやらに成り下がったんですかい
子供の大学入試についていき,落ちれば大学のせいにしたり一緒に泣く,
そこらのマイホームとやらと変わらないじゃないですか。」
と。
この言葉は,飛雄馬が公式戦第1戦で左門に速球をホームランにされ,飛雄馬は失踪し,それに同情してしまう一徹に対してのものである。
この場面にはさらに続きがあり,一徹が「マイホームパパ」でないことはわかるのだが,伴宙太の叫びは,梶原一騎先生の叫びか,それとも長浜忠夫の叫びか。
少なくとも,本放送された昭和44年から42年が経過しようとしている。そう,「団塊世代」が大学入試にあたる年度である。「いまどきの若者は」というが,実はもう団塊世代からしてこう言われていたのだ。実に42年前に。
「タイガーマスク運動」もいいが,「巨人の星運動」も盛り上げてほしいものだ。みんなで足を180度に上げて,大リーグボール2号を投げる.....,そんな「運動」じゃ大変か。オズマが高校生のとき実際に真似してみると,本当に土埃が顔に掛かってきてたまったものではなかったしね。
話が逸れた。
ヘリコプターペアレンツの存在は,すでに「昭和元禄」の時代に指摘されていた,ということが重要だ。いまに始まった問題でない,ということだ。
センター試験なぞ人生においてはたわいない試練だ,そう思えたのは社会人になってから。オズマは共通一次だったけれど。もちろん独りで受験し玉砕しましたよ...。