オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

『きまぐれオレンジ★ロード』を観てみると....。

2011年01月23日 20時58分12秒 | オズマの懐かしいTVアニメなど
Kimagure Orange Road EP 01 1/3 Eng SUB


実に本放送から24年の歳月が経っている。

『きまぐれオレンジ★ロード』,それは少年ジャンプで連載された当時異色の学園マンガ。設定自体は,「男子永遠の憧れ」(笑)の三角関係だ。

まあ,とにかく,グーグル・クロームが想像以上に軽快なので,適当に観てみた。たぶん,オズマが観たのは本放送のみ。たった1回である。映画化された『あの日に帰りたい』も観に行ったが,まあ,とにかくまともに観たのはともに1回だけだ。単行本はいまだに持っているが。

話の展開うんぬん以前に,この当時最先端の製作技術で,よくある「監督によって顔が違う」現象を解決しているのがすごい。CGがまだまだ高価で,おそらく人海戦術でしか統一できない時代によくここまで絵柄を最後まで統一させた,と思う。

声優陣も豪華である。主役の恭介は古谷徹。星飛雄馬でもなくアムロ・レイでもなく,また別の人間を実にうまく演じている。お父さんの故・富山敬もいい。

本作は,原作・アニメ・OVA(一度観たような記憶があるがさっぱり記憶がない)・劇場化と,ひと通りの「展開」を行っているが,なぜか評価は偏っているように思う。

それは,「学園ドラマ」だからだろうか。いまのオズマにとっては,やはり違和感がある。もう劇中主人公と同世代でもない。そういう弱さが「学園ドラマ」にはあるかもしれない。それと,この物語は「金八先生」のように社会現象にまでなったものではない。いうなれば「男子永遠の憧れ」を描いただけ,ともいえよう。

しかし,劇場映画「あの日に帰りたい」は,オズマは評価する。それは,恭介があいまいな三角関係に自ら終止符を打ったことについてだ。TV版では,なんとなくまどかとうまくいって終わり,というスッキリしないものだった。原作は,原作なりにけじめをつけていた。劇場版はリアル路線をしっかり極めたと思う。

三角関係などうまくいかない。そんなうまい話が続くのは妄想である。そして大変な悲劇が待っている,と劇場版は教えてくれたのではないか。まあ,オズマには当時無関係だったが...。

とにかくまあ,「クローム」で観てみてください。「IE」だと結構キツイけど,普通にADSL40MB回線で観れます。いい時代になったものだ。字幕はうるさいけどネ.....。