オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

もはやディーラ以外では通用しない? 名機4AGEさえも....。

2011年09月16日 06時00分39秒 | オズマのクルマよもやま話

 忘れられている。いや,勉強不足なのか興味がないのか。その業界ではたらいているのに歴史を知らなすぎる

 オズマがここ数年,とくにGS(ガソリンスタンド)で痛感することだ。

 正直,スタンドでチェックしてもらうことは多くない。でも,まあタイヤの空気圧ぐらいは,という気持ちで「まあ,見てください」ということはある。すると返ってくる言葉がだいたいこれだ。

      「この1600GTのエンジンは何ですか

 ええええええ TWINCAM20って書いてあるだろ。ブラックヘッド4AGEだよ,知らないの,って感じで聞くと,だいたいが「ハア」という反応である。

 スタンドのオニイちゃんといえば,昔は「走り好き」だった。だが,いまは違うようだ。ましてや,1600DOHCエンジンなど,たしかに絶滅ししているから勉強の必要がないのかもしれない。

 しかし,正直悲しいよ

 スタンドで「添加剤がどうのこうの」と言われても「要りません」と言い返すのは,こうしたところもあるのだ。

 店員さんが少しでもクルマの歴史に詳しければ,オズマの1600GTの異様な美しさ(艶に深みが出てきた;例の「シュアラスター・ゼロ」の効果が抜群)にばかり驚かず,内装の異様な美しさにビックリすることなく,まずはエンジンじゃないのか

 ピカピカに磨けば磨くほど,掃除機をしっかりかければかけるほど,内装をしっかり雑巾で拭けば拭くほど,エンジンそのものへの驚きはないようなのだ。

 オズマが20代のころは,もちろん1600DOHCエンジン戦国時代。160PSのB16A-VTECはもとより,MIVEC,4AGE,ZC,この辺りは普通だった。

 そしてとどめにスタンド店員さんはこう言った。
     「リッター15キロですか。燃費がいいですね。」

 それだけかよ 4AGEというハイパワーエンジンで達成していることに驚いてよ。11万キロを超えても絶好調なことに驚いてよ。

 ガソリンの値引きは嬉しかったが,何かこう虚しいGSだった。でも,そこが一番近いし安価なのだ....