オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

健康診断をすると,少なからず異常値は出る。それだけ。

2011年09月27日 19時14分15秒 | オズマの考える政治・経済問題

【新連載】いまさらですが、健康診断って何?―Dr.カワシタの誌上健康診断・心得帳(1)(ジンジュール) - goo ニュース

 ヒトは代謝している。老廃物との入れ替えをつねに行っている。老廃物が溜まっているときに検査をしたらどうなるか。異常な値が検出される。

 そのときに注意したいのは,闇雲に一人の医者だけを信じないこと。権威だなんだかんだいっても,実はわかっていないことが多い。腱鞘炎一つ治療ができないのが西洋医学なのだ。検査には適しているが対処療法に過ぎないのだ。

 東洋医学がすべてともいわない。

 とにかく,落ち着くことだ。異常な値が「コペルニクス的展開」で正常になることはある。

 カラダの反応を聞こう。それだけだ。カラダに素直に。

 なお,「デジアナ」「干拓事業」についての記事に事実誤認がありましたので加筆修正しました。


本当にそれは天災だったのか? 被災地(水郷・潮来周辺)の方のお話を直接聞いて。

2011年09月27日 06時00分17秒 | オズマの独り言

 先日9/24に水郷に行ったわけであるが,そこは液状化現象も起きている地域であり,電柱も傾いて,という地域である。復興はようやく電柱の建て直しが始まったばかりである。

 さて,そんな水域(被災地)で,偶然にも農家のおじいさんに話しかけられた。自身,昔から年長ウケするようであるが。

 そこでは,そのおじいさんから貴重なお話を頂いたが,結論は標題の通り「被災は天災じゃなくて人災ではなかったのか」と言う言葉を得たのである。もちろん,被災された方そのもののご意見である。

 水郷の歴史に詳しい方だった。そして見事な解説だった。東関東自動車道が,鹿島コンビナートとの連絡のためにつくられ,鹿島・神栖で働く人達のために,潮来の日の出地区・神栖地区という,水郷界隈でも屈指の「埋立地が造成された」という。

 そしてその埋立地では,まず最初に掘る。そして「砂を」埋め込むということを行って来たという。だから,液状化しても現地の歴史を知る人にとってはアタリマエの事実だったというのだ。

 さらに田んぼには,いまだに塩分濃度計測計が国土交通省によって設置されている。それは,水郷一体が干拓の歴史・霞ヶ浦淡水化からの歴史と切り離せないからだという。

 そして当然,地名の由来もかなり詳しくお話し頂いた。「大割水路」というものがあるのだが,なぜ「大割」か。「八間」という地名が多いのはなぜか。そしてそもそも,昭和30年代後半まで水郷は湿地帯で,つねに人々は水害とともにあった。その場所で暮らしている人間にとって,水害はつねに念頭におかねばならない。霞ヶ浦淡水化事業のため,その時点で塩害や液状化は予想していたという。だから,いつでも,田んぼの整備の念頭に「液状化しても大丈夫な作り方」をしているのだと。

 こうした前提なしに一方的に天災だと報道されるのは,地元の方でも納得いかないご様子だった。つまりは,国策で進めておいて,その結果予想通りの展開になったのだから,天災にしてごまかすな,ということらしい。

 実に貴重なお話だった。とても気さくで建設的なお話のできる方だった。バス釣りにも理解ある方だった。

 個人的に,もう一度詳しくお話をお伺いしたいものだ。

 そして,今後自分たちがどうすべきなのか,その材料にもしたい。それが復興への一助と信じて。