気がつくと約一ヶ月ぶりの釣行。
釣れている人はいつも釣れている,釣れない人はやっぱり釣れていない。この時期だけにその差歴然。
基本に戻れ。
そんなわけで,ボーマー復活計画。
アメリカンルアーのよさはその昔からよく知っているつもりだ。
国産クランクとして,「ハスティー」「初代TDクランク」など「システムディープ」なクランクが開発された時代とともに僕のバス釣りは開始されたが,国産とアメリカ産のルアーはやはり何かが違う,というのは,釣果だけでない「何か」だ。使ってみればそれはよくわかる。個人的には「スクエアA」が一番衝撃的だった。
とにかく今日は,速報でお伝えしたように,タローさん,セビッチ師匠さん,へびんさん(最近は「ボムボム師匠」(笑)になっているが...),僕の4名が,ようやく釣り場でお会いできる日なのだ。
つまり,あっという間にお昼ですヨ。
ついに合流成功。
へびんさんは写真係です。
それにしても,この会合では,できれば景気よく釣って「こうすればいいですよ」なんて戯言を吐いてみたかった
。ところが現実はそうは行かない。
それでも,やはり普段ネットで会話している人々とお会いできるのは嬉しい。タローさんに至っては随分前にお声がけしてもらっていた。それなのに薄情な僕は忘れていた。まったく申し訳ありません。でも,凝りなければまたお会いしましょう。いや,一緒に釣りしましょう&飲み会しましょう,ということで90分ぐらい話し込んでいた。
野池では梅が咲いていた。
さまざまなポイントを,日の出から17時30頃まで回ったが,結局,釣ったのをみたのと釣れた報告があったのは,意外や意外「時間差で釣ってました」という場所ばかり。つまりは僕が下手くそなのである。へびんさんは,いまのところ「オズマ・ガイドサービス」などと僕をおだててくれているが,早ければ次回,遅くとも4月にはガイドサービスも契約強制解除だ
。ガイド業は絶対にできないなと,つくづく自分の釣り下手に呆れる始末だ。同時に,下手なのに好きという,矛盾するような遊びに,今後死ぬまで付き合うことも避けられない。
貴重品とはこれ。PDLハーフスピン。
中古屋めぐりをしていて入手できたのが2nd「PDLハーフスピン」。このルアーにより,スピナベを「ワームのように操る」ことを覚えた。あれはたしか10年位前の利根川大利根東公園のGW。乱杭にゆっくり絡ませるとバスが釣れた記憶がしっかり残っている。もっとも,東公園はショボイポイントになってしまったが...。
しかし,今回は何をやってもノーバイト。いや,ニゴイバイトは2回あったが,へびんさんに「あ,釣れました
」と真横で釣れたのを恨めしく見ていた情けない自分が居ただけである
。
クランクで釣れないわけではない。
ネットで見ている限りでは,クランクだろうが何だろうが,釣っている人は釣っている。要はやり切ること。僕は1・2月にニゴイでかなりの大漁をしてしまったので(2014年度からでは相当の成長,とたかをくくっていた),水温が上昇したいまでも引きずり過ぎていたようである。
朝焼けも夕焼けもキレイだった。
楽しい1日が終わった。
そういえば,例の「淡黄色ハロゲンランプ」は利根川高速で非常に見やすい。まさに正解だった。周囲に1台も同じランプのカラーがないのがイイ。世代的には,AE82・92FX-GTの時代であっというまに終わった記憶もあるが,これからの濃霧の時期などにはかなり役立つはず。なにより,青白い色ではないので眩しくない。
そのせいなのか,大渋滞の柏ICからの帰宅があってもリッター15をマークする4AGEはやはり最高のテンロクなのだと,早春の水郷をあとに感慨にふけった。
次回以降,いままで通りの釣り方しかしません(ワーム系はテキサスとラバジが基本)。それで何があっても恨みっこなし。できないものはできない。とくにライトリグは僕に「やりきれる」釣り方でないということが,今回もよくわかった次第である。