「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

福岡県上陽町の石橋 9 「 飯塚橋 」

2013-11-01 00:04:05 | 福岡の石橋



上流側から見た飯塚橋








近くによると石組がよく見える







下流側から見た飯塚橋







今も現役の橋として活躍している







下から見ると拡幅された部分がよく分かる







輪石には大きな石が使われている











所在地 /  福岡県八女市上陽町三川 : 飯塚川
架橋  /  昭和5年
石工  /  和住庄市
長さ   /   12.0m  幅   /  3.6m
拱矢  /   3.4m   径間  / 8.6m
環厚  /   55㎝   
単一アーチ



飯塚橋は横山集落を流れる飯塚川に架かるコンクリートで拡幅された石橋であるが、
側面から見なければ石橋だと気づき難い。
また、木々に覆われているため橋の輪郭を確認するには
上流側から川に下りて行かなければならない。
側面から見ると大きな石を使った輪石などを見ることが出来る。

石工は三川橋や八重谷橋を手掛けた和住庄市である。



今日は何の日 「 灯台記念日 」

2013-11-01 00:03:33 | 今日は何の日?



沖縄最古の灯台 「 初代・津堅島灯台 」の台座





我が国における西洋技術を用いた灯台の建設は、
明治元年、神奈川県横須賀市の観音埼灯台の建設に始まり、灯台業務の開始を記念するため、
わが国初の洋式灯台である観音埼灯台起工日である明治元年11月1日にちなんで
11月1日を 「 灯台記念日 」 と定めたものである。

初代津堅島灯台は、明治期、国策によって建てられた灯台で、
同時期の先原埼灯台がほとんど痕跡をとどめていないこともあり、
沖縄最初の灯台遺構として歴史上重要である。

津堅島灯台は、沖縄本島の東方、中城湾の玄関口にある津堅島の南端にあり、
初点は、那覇の先原埼灯台と同じ明治29年(1896)11月25日であるが、
ただ、明治29年度の逓信省第11年報によれば、
先原埼灯台の竣工は明治29年9月30日で、
この津堅島灯台は明治29年9月15日と記されていることから、
津堅島灯台は沖縄で最初に完成した灯台ということになる。




それぞれの海 「 広島県 ・ 宮島 」

2013-11-01 00:02:30 | 海 ・ 港 ・ 空 ・ 木々



厳島神社の鳥居








海上から見た厳島神社







宮島の桟橋




人は少しでもご利益を得ようと
ひとよりも早く鳥居の近くに行きたがる
波の動きに合わせるように
「 押しては引き、引いては押す 」 を繰り返しながら
鳥居へ向かう
海水があるのに
「 人よりも早く鳥居に到達したい 」 という思いの強さが
人々の歩を進めるのだろうか?