
沖縄県南城市 「 あざまサンサンビーチ 」
競輪学校時代、最初は彼女が大分県日田市出身のシンガーだということだけで聴いていたが、
その暗いイメージと、か細い声でトツトツと語りかける独特な雰囲気に次第に惹かれて行った。
そのころ、よく聴いていたラジオの東京FMで彼女の特集があり、
彼女のサインが書かれたポスタープレゼントの応募があった。
記憶は定かではないが、たしか 「 1名様にプレゼント 」 だったような気がする。
そのポスター欲しさに、放送局宛に分厚い手紙を書いた。
高校時代、日田まで自転車で練習に通っていたことや、
日田駅前のパン屋で小銭を出してパンを買い、
お金がないので日田駅の洗面所の水道で水を飲んだことなどを書いた。
すると、ほどなくして彼女のサイン入りのポスターが競輪学校に送られて来て、
その中にスタッフからの手紙が添えられていた。
「 彼女に日田への想いを伝えています。 」 と書かれてあって、凄くうれしかったのを憶えている。
その手紙と前後して歌われた曲が 「 望郷 」 である。
これは彼女が故郷の日田を想って歌詞を書き唄ったものである。
あれから随分と時が流れたが、
彼女の 「 サヨナラの鐘 」 や 「 望郷 」 はもちろん、
「 ヨコハマ 」 「 帰ってこい 」 などの唄が特に好きで、今でもよく聴いている。
山崎ハコ
サヨナラの鐘
作詞:山崎ハコ
作曲:山崎ハコ
小さな雨がふっている 一人髪をぬらしている
長い坂の上から 鐘がかすかに聞こえる
私の心の中の 貴方が消える
恐かった淋しさが からだを包む
グッバイ貴方 私 先を越されたわ
グッバイ貴方 その顔が目に浮かぶわ
いつだったか笑って 二人別れていった
きれいな思い出にするわ 元気でと別れていった
いつの日か心の中に 貴方が住み込んで
幼い子供のように ひそかにあこがれた
グッバイ貴方 バカねバカね私
グッバイ貴方 小さな声でおめでとう
グッバイ貴方 ステキな鐘の音
グッバイ貴方 サヨナラとなりひびくわ
グッバイ貴方 ステキな鐘の音
グッバイ貴方