「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

県展入選作品 『 風の道 』

2013-11-06 05:08:37 | 絵画と個展







この作品は、4回出展したうちの2回目の作品である。
この年は、鉄から一変して石に切り替えたものである。
以前ブログで紹介した最初の入選作品の 「 雷 雲 」 に続いての入選だが、
この作品は博多に土木施工管理技士の試験に行った時に、
「 こんなのを造ろう 」 と、閃いた作品である。
何せ田舎者だから、地下街も地下鉄も滅多にお目に掛かれないから、
「 これを作品にしてやろう! 」 と、強く思ったのを憶えている。

地下鉄や地下街など目で見ることの出来る一般生活環境や、
上下水道やガスなど普段見ることの出来ないパイプラインを
御影石に削孔した穴で表現したものである。

そして地上にはコンクリートの路盤があり、
「 その上を ” 鉄の風 ” が緩やかに流れている 」 都会の風と
パイプラインの地下の風の流れを表現した作品である。

地下と地上の風の方向が同じじゃないところに気づいてもらえればと思います。




福岡県上陽町の石橋 11  「 本谷橋 」

2013-11-06 05:07:57 | 福岡の石橋



コンクリートの奥に石組みが見える








小さな橋の割に大きな輪石で組まれている








アーチから壁石が高く積まれている







輪石に昭和4年の拡幅工事で広げた分の段差がついている







下流側に回れば木々の間からわずかにアーチを見ることが出来る







橋は現在も生活道路として活躍している







県道798号線と本谷橋へ行く市道の分かれ道にある目印となる看板













所在地 /  福岡県八女市上陽町尾久保 : 下横山川支流
架橋  /  大正7年 ・ 昭和4年
石工  /  和住庄市
長さ   /   6.45m  幅   /  3.2m
拱矢  /   1.9m   径間  / 3.8m
環厚  /   42㎝   
単一アーチ


国道52号線から県道798線に入って上流に向かい、
「 みんなの館 」 の看板から右手に上がって行くと
そこから500mの上流に架かっているが、
普通の道路なので石橋とは気付きにくい。
橋は小さいがその割に上部が厚く、大きな輪石で組まれている。
上流側の川の中から覗くと見事のアーチを見ることが出来る。



「 小さい秋みつけた 」

2013-11-06 05:07:21 | 日記 ・ イベント







日曜日
何気なく見た小さな秋・・・


「 小さい秋みつけた 」

秋の夕暮の寂しさを感じさせるメロディーと歌詞。

昭和30年にNHKの特別番組 「 秋の祭典 」 の為に作られた 「 小さい秋みつけた 」 。
本来はその番組限りの使い捨て的な曲であった。
実際、特に話題にもならずに忘れ去られ数年の時が経っていた。
ところが7年後、とあるレコード会社のディレクターがこの曲を偶然発掘。
「 もしやこれは良い曲なんじゃ? 」 ということで、
当時人気のあった男声コーラスグループ、ボニージャックスに歌わせてみたら空前の大ヒットし、
何とその年のレコード大賞童謡賞を受賞した。
更には文部省認定の曲として小学校の音楽の教科書に掲載されるようにもなり、
今や誰もがご存知の曲としてその存在は確固たるものになっている。