「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

沖縄県浜比嘉島 「 シルミチュー霊場 」

2013-11-09 05:03:39 | 沖縄の王墓、按司墓、拝所



沖縄の開闢始祖であるアマミチューとシルミチューの住居洞穴






















シルミチュー洞穴に続く階段






シルミチュー洞穴の近くにある奇岩










宇比嘉の南南東端の森の中に大きな洞穴がある。
地元では琉球開びゃく祖神、アマミチュー、シルミチューの居住したところと伝えれれている。
毎年、年頭拝みには比嘉のノロ ( 祝女 ) が中心となって、
海浜から小石1個を拾って来て、洞穴内に安置された壺に入れて拝んでいる。
また洞穴内には鍾乳石の隕石があり、子宝の授かる霊石として崇拝され、
信仰圏の広い貴重な霊場である。

普段、ここの洞穴は閉鎖されていますが、島の人など祭事の際は中に入られるそうです。
こちらでアマミチューとシルミチューが3人の男の子と2人の女の子をもうけたとされます。
そして、洞穴内には女性を象徴した鍾乳石があり、子宝の願かけを行う拝所としても知られている。



福岡県八女市の石橋 1  「 宮ヶ原橋 」

2013-11-09 05:02:32 | 福岡の石橋



八女市の石橋 「 宮ヶ原橋 」







上流側から見た宮ヶ原橋








下流側から見た橋の全景








九州北部豪雨災害で欄干も通路部も壊滅的な被害を受ける








輪石の一部も剥がれ欠落している












所在地 /  福岡県八女市宮ヶ原 : 星野川
架橋  /  大正11年
石工  /  山下佐太郎
長さ   /   46.0m   幅   /  3.5m
拱矢  /    3.0m   径間  / 9.0m
環厚  /   55㎝   
四連アーチ


上陽町から八女市を流れる星野川の最下流に位置する宮ヶ原橋 ( みやがばるばし ) 。
星野川は下流に行くほど川幅も広くなり、
この橋は4連アーチの石橋で橋長も 46mと、 「 ひふみよ 」 の橋で一番長い石橋であるが、
下流に行くにしたがって川幅が広くなっているので、
上流から順に1連、2連、3連、4連のアーチの石橋が架かっている。
そのことから人は頭文字をとって 「 ひふみよ橋 」 と言っている。
この宮ヶ原橋は最後の 「 よの橋 」 になる。

この橋の工事費は12,981円だったようであるが、
その内の多くは地元の寄付で賄われたそうである。
周辺は田園地帯となっており、その中に堂々たる4連アーチの石橋があり、
石橋の袂に竣工記念碑が建っている。
竣工記念碑には当時の村長や助役など建設に尽力した20~30人の名前が刻んであります。
それらの名前を見ると石橋の架設が村の大事業であったことが分かる。


競馬 ・ 点描 「 貴公子 タイテエム 」

2013-11-09 05:01:57 | 競馬・ボート







四白流星を泥んこにして
大外から駆けて来たが
雨で煙る天皇賞は
どれがどの馬なのかわからない

だが
その姿は
まぎれもなく
タイテエムだった

粘るカツタイコウを交わし
無冠の貴公子に春を告げた




父 セントクレスピン
母 テーシルダ
英国からの持ち込み馬
※ 四白流星とは、四本脚と額の流星が白いことから、そう呼ばれている。