BUILDING DIGNITY
KITAKYUSHU INSTALLATION PROJECT 01
先週の金曜日、午前中は仕事に出て、午後から整形外科に行った。
その帰りにそのまま、
2013年11月16日~11月24日まで、旧東京製綱小倉工場赤煉瓦事務所棟で
「 北九州インスタレーションプロジェクト 」 が開催する作品を観て来た。
吉川精密株式会社の構内に残る旧東京製綱小倉工場の赤煉瓦建築群は、
明治時代の末期に建てられた築100年を超える歴史的建築資産である。
この工場では、筑豊炭田の炭鉱で使用される巻き上げ機用のワイヤーロープが製造され、
九州北部地域における主要な産業活動の一端を担っていた。
今回、明治時代以降の国の近代化を支えた歴史的建築物に再び光を当て、
「 建築の尊厳を再構築する 」 活動の一環として
「 BUILDING DIGNITY 」 展を開催したものである。
会場となった旧東京製綱小倉工場の赤煉瓦建築が初めて一般に公開されたものでもある。
それだけに会場の作品はもとより、建物そのものに興味があった。
※ KIPは、北九州インスタレーションプロジェクトの略である。