Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

所要時間十分三十八秒

2006-04-25 | 
本日はツューリッヒで祭りが催されていたようだ。そこで用事があって、一ッ走りの心算でいたが、町の祝祭日なので交通規制やらで大変だからと止められた。19世紀の中頃から行なわれている春の行事で、灰の水曜日のカーニヴァルシーズンの終わりと四月三十日の夜から五月一日へ掻けてのヘクセンナハトとの時期的中間に位置する。

商業と銀行都市で開かれるだけあって、26の職業組合ギルドが中心となって行列が町の中央部を練り歩くようだ。最後に燃やされるのが、箒を持った雪達磨なのが土地柄である。燃え尽きる時間が早いほど、夏らしい夏になると言う。何処にでもある農民の言い伝えであって、風習でもある。

チューリッヒだけの祭りなので、スイスに居住してTVででも見かけないとなかなか気が付かない祝日である。前日の日曜日には、国際商業都市だけあって世界中からの子供行列も催されているようだ。

チューリッヒには行かなかったので、その代わりにそこからアップロードしたデータをこちらでダウンロードした。どのような転送方法を用いるにせよ、圧縮技術の恩恵に与る。十倍の圧縮比は、用途に応じて使い分ける事で実用に値する。ロードの所要時間から実用性が割り出される。

祭り終了早々に本年度の所要時間十分三十八秒が出ているので書き添えておく。これは昨年の十七分に比べて遥かに天気の良い夏を示している。
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