Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

衣替えの季節

2006-04-22 | 生活
口内の奥歯の奥がここ一週間ほど炎症を起こしていた。原因は、歯茎から黴菌が入ったものと思われるが、酷い時は顎だけで無く頭までが傷んだ。親知らずの問題などはある程度把握しており、怯える症状ではないので放って措いたのだが、ワインを飲んでも食事をしても沁みたりして何も旨くない。痛さのためから食事の回数を減らすと余計に調子が悪くなる。抗体機能が落ちているので、基礎体力も必要だと思うが、養分の補給が億劫である。

先週当たりから本格的に出だしたベアーラウフの毒素が、こうした症状を招くという人もいた。確かにシーズン最初の内は灰汁が強い感じはする。薬学の基本に戻れば、良薬は苦しなのだからさぞ効くのだろう。古くなりかけたので急いでペストソースにする。パルメザンチーズを振り掛けて混ぜてから、幾らか青いものに気が付いた。子袋を揉んで中味を確認すると、青黴が生えてきていた。ブルーチーズは好きであるが流石にこれに気が付くと使えない。気が付かずにペストに降りかけたものは、そのままとして措く。お腹を壊しそうでこれも具合悪い。

二日ほど前から、急に春らしくなって、窓を開け放つ陽気となっている。そのせいか、こうして体調が万全でないと、急激な変化に対応して行くのが難しい。復活祭明けのラム肉も食し、べアーラウフも試した。そして先ずは手元にあった抗生物質を適当に調合してのべ八錠ほど服用して、炎症を治めた。ワインも楽しめる。これからが本格的なアスパラガスの季節であるが、その前に春の衣替えする必要がある。洋服箪笥には、害虫よけの薬が設置された。次ぎは体の衣替えだ。
コメント (5)
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