ダイデスハイムに出かけた。普段は用事が無いのだが、地元の郵便局が閉まっていて、書留を取りに行かなくてはいけなかったからだ。歯医者とかこうした機会を有効に使わないと違反行為になる。月末の発表の様子では全面外出禁止にはなりそうにないが、もしそうなっても今動いている範囲は許可される範囲で問題はない。
ダイデスハイムはドイツワイン街道でも屈指の観光名所なので流石にこの時期としては静かな印象だった。その分街の並木などが美しかった。郵便扱い所は以前あった局では無かった。車も問題なく停められてその点はよかった。
その足でスーパーに向かった。更に改革されていた。先ずは駐車場を縮小していた。郊外型なので歩いてくる人は少ない。つまり縮小すれば入場制限をする必要が無い。これは考え方としては正しい。そして苦労して狭いところに駐車しては入ろうとすると、前のお兄さんが止められた。押し車で入れと、間隔を空けるためだと。知らなかったが一ユーロを入れて押し車を引っ張り出して入った。
そして手袋を探すと取れるようになっていた。しかし隠すような感じでおいてあった。意識が無いと取らないかもしれない。そしてドイツで初めてマスクをした人を見かけた。流石にTVなどの報道の影響が早い。しかし従業員も個人的にしているだけに止まった。女性では何かを巻いている人やまたモスリムもいた。しかしレジは誰もしていない。本末転倒だろう。
日本からの専門家会議のプレス中継を観ていたら全員がしていて皆寄り添っている。まさにそれこそがマスク着用の誤った過信とロベルト・コッホ研究所に指摘されているもので、マスクをしても感染のリスクはあまり抑えられないどころか誤った過信で感染を増長させる行為である。
それでも特に買い物が進むわけでもなく、レジでは紙袋も購入して普段通りにした。カードで支払う時も以前は違う方式だったがボタンを二回押す方法で更に受け渡しなどが無くなった。細かなところで感染リスクを抑える絶え間ない努力がなされている。既に効果が出ているので、これ以上窮屈な方法を取ると長続きしないので、今のままで良いと思う。
四月一日現在でここも感染者が前日比6%増ぐらいなので州の平均水準に至っている。人口十万当り13.4人になっている。改善されているので、もう直ぐ平均以下へと潜り込めるだろう。少なくとも人々は真面目にやっている。レジで前の婆さんがレジのおばさんに愚痴っていたが、おばさんは「アメリカの様にはなりたくないから」と説明していた。反面教師はイタリア化ではなくなっているのに気が付いた。前日どのような報道があったかは知らないが、街の意識がまた変わってきたようだ。
チューリッヒのトーンハレ管弦楽団からネットの無料券を貰った。アイダージョという配信サーヴィスで、既にCD化しているライヴ録音もそこに入っている。メシアンの一日はそこで聴いていた。特にハイレゾまでを期待しなかったが、音が割れている。どうも録音も大したことがなさそうなのだが、定位感などこの程度の音源を音を審査せずに流しているサーヴィスらしい。
明らかに配信フォーマットに変換するときに歪が入っていて、代表がザルツブルクのモーツァルテウムで恐らくその方の音響デザイナー位の勉強をしたのだろう。音響の世界も音楽家と同じで元々の耳の感覚が鈍ければお話しにならない。何年何を勉強しても駄目なのだ。元々だから興味がそんなところにはないのだろう。こういうのを経験するとネット配信に金を払う人の気持ちが分からなくなるのである。
参照:
肺癌のようなコロナ空咳 2020-03-20 | アウトドーア・環境
大戦以来のドイツの危機 2020-03-19 | 歴史・時事
ダイデスハイムはドイツワイン街道でも屈指の観光名所なので流石にこの時期としては静かな印象だった。その分街の並木などが美しかった。郵便扱い所は以前あった局では無かった。車も問題なく停められてその点はよかった。
その足でスーパーに向かった。更に改革されていた。先ずは駐車場を縮小していた。郊外型なので歩いてくる人は少ない。つまり縮小すれば入場制限をする必要が無い。これは考え方としては正しい。そして苦労して狭いところに駐車しては入ろうとすると、前のお兄さんが止められた。押し車で入れと、間隔を空けるためだと。知らなかったが一ユーロを入れて押し車を引っ張り出して入った。
そして手袋を探すと取れるようになっていた。しかし隠すような感じでおいてあった。意識が無いと取らないかもしれない。そしてドイツで初めてマスクをした人を見かけた。流石にTVなどの報道の影響が早い。しかし従業員も個人的にしているだけに止まった。女性では何かを巻いている人やまたモスリムもいた。しかしレジは誰もしていない。本末転倒だろう。
日本からの専門家会議のプレス中継を観ていたら全員がしていて皆寄り添っている。まさにそれこそがマスク着用の誤った過信とロベルト・コッホ研究所に指摘されているもので、マスクをしても感染のリスクはあまり抑えられないどころか誤った過信で感染を増長させる行為である。
それでも特に買い物が進むわけでもなく、レジでは紙袋も購入して普段通りにした。カードで支払う時も以前は違う方式だったがボタンを二回押す方法で更に受け渡しなどが無くなった。細かなところで感染リスクを抑える絶え間ない努力がなされている。既に効果が出ているので、これ以上窮屈な方法を取ると長続きしないので、今のままで良いと思う。
四月一日現在でここも感染者が前日比6%増ぐらいなので州の平均水準に至っている。人口十万当り13.4人になっている。改善されているので、もう直ぐ平均以下へと潜り込めるだろう。少なくとも人々は真面目にやっている。レジで前の婆さんがレジのおばさんに愚痴っていたが、おばさんは「アメリカの様にはなりたくないから」と説明していた。反面教師はイタリア化ではなくなっているのに気が付いた。前日どのような報道があったかは知らないが、街の意識がまた変わってきたようだ。
チューリッヒのトーンハレ管弦楽団からネットの無料券を貰った。アイダージョという配信サーヴィスで、既にCD化しているライヴ録音もそこに入っている。メシアンの一日はそこで聴いていた。特にハイレゾまでを期待しなかったが、音が割れている。どうも録音も大したことがなさそうなのだが、定位感などこの程度の音源を音を審査せずに流しているサーヴィスらしい。
明らかに配信フォーマットに変換するときに歪が入っていて、代表がザルツブルクのモーツァルテウムで恐らくその方の音響デザイナー位の勉強をしたのだろう。音響の世界も音楽家と同じで元々の耳の感覚が鈍ければお話しにならない。何年何を勉強しても駄目なのだ。元々だから興味がそんなところにはないのだろう。こういうのを経験するとネット配信に金を払う人の気持ちが分からなくなるのである。
参照:
肺癌のようなコロナ空咳 2020-03-20 | アウトドーア・環境
大戦以来のドイツの危機 2020-03-19 | 歴史・時事