Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

トレールラン靴下しアタック

2022-01-04 | アウトドーア・環境
年末に短いコースを走って、新年早々全行程で頂上攻略。新しい靴は前々モデルとほぼ同じ感じで、それよりも若干軽くなってスポーティーになった感じである。踵支えなども外に強化骨を出すことなく対処している。ごわごわ感がないのと同時に包まれ感は若干ある。

踵も高く高下駄効果で走りやすい。一歩が若干長くなる。同時につま先のグリップが効くのでつま先が滑らず、小さなステップでも無駄なく上への跳躍に繋がる。前モデルの薄い靴を履き出したときは、沢沿いの平坦なコースを飛ばしたかったので、足捌きがよいのが嬉しかった。しかし山登りとなると事情が変わってくる。重量に伴う足の振り子運動で、腕の振りが強くなる。地面を蹴れる感じがとても気持ちよく、身体に力が漲ぎる。また靴紐を強めに締めたので、土踏まずへの圧迫が徐々に厳しくなってきた。それが足への酸素の供給を邪魔して若干辛かった。

足元は、夜から昼にかけてパラパラと降っていたが、風も強く気温も摂氏12度と初冬の湿っぽさがなく、気持ちがよかった。帽子も手袋もなかったが、陽射しがなく風もあったので、シャツだけにはなれなかった。足元は冬の間泥濘になっていたところも乾いてきていて、滑りやすさもなかった。

頂上到着も旧年の中でトップクラスの42分台だった。調べると昨年の新年10日に41分を記録しているので、それに続いている。復路で頑張れば久しぶりの一時間割かと思ったが、結局駐車場に戻って68分だから、一年前の75分よりは大分いい程度。頂上へ40分を割れば、往復で割れる。高度を総計650m、距離を7キロ弱の行程である。

靴の感想は、硬さも前々モデルのものより扱いやすく、蹴りが入れられて足のコントロールが効くので、走行感もあって、批評よりも遙かにいい。平坦なところでは重みもあるのでスピードは出ないかもしれないが、足捌きは良さそうだ。

問題は泥濘のところで靴を履き替えると緩めた紐が地面に触れて湿る事で、若干重くなるかもしれないが、ストッパーとかなにかを使って蝶結びのままにしておいた方が使いやすい。足入れは踵が伸びているのでそれ程悪くはなかった。

年末年始の中継などの批評が載っている。やはり一番話題になったのはゼムパーオパーで30日に収録されたジルフェスタ―コンツェルトだろう。その中でもレヴィンがピアノを受け持ったラプソディーインブルーである。ハンナミュラーの歌唱もよかったが、同じようにぎこちなく合わせていても、レヴィンの勢いに押された感じのティーレマンの指揮は見もので、チャーミングな魅力で魅了と書かれるところで、いい仕事をしていた。やはり音楽劇場監督を長くやっていると身に着くものがあるようで、絶対昔はできなかっただろうというような指揮がある。体調も一時よりもよさそうで、新聞にも昨年の負け組の代表として書かれていたが、結構吹っ切れた感じがあって良かった。逸早く日本で活躍して欲しいものである。

そして、それ以上にシュターツカペレの演奏がチャーミングで、後任音楽監督としてオクサーナ・リニヴが入っても、中々使い切るのは難しい。まあ、あれだけのものを無聴衆のところで残せれば、お役目御免で皆満足な出来だったに違いない。

NASの掃除の為に、何重にもなっているコピーのペトレンコ指揮のオペラの中でもマテリアル量の大きい「タンホイザー」から内容を再確認している。初日の中継録音とフェスティヴァル中の映像の二種類が更に放送局やその他生中継ものでまた幾つかの種類に分かれていて、ファイル量が多い。



参照:
希求の無い所、何も無し 2022-01-02 | アウトドーア・環境
積極的な衛生処置へと 2020-04-13 | 女
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