Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

立ち眩みでメガネ屋へと

2022-07-17 | 生活
立ち眩みで眩暈がした。眼鏡があっておらず、水分補強が足りていなかったかもしれない。早朝軽く汗を掻いただけだが、コーヒーでは癒せない。意識して摂る必要があった。車検切れの警察ではないが、これで先ずは眼鏡店で測定して見てあまりに酷ければ眼科検査の必要を検討してみる機会になった。年内にとは思っていたが、車の運転も危なくなる。なによりも視覚に自信がなくなると身体の動きも悪くなる。

SNS周辺でもまだまだ高齢でない方が亡くなったりしている。発癌から十何年とかの経過が長いか短いかどうかは分からないが、日常生活に負われていてなかなか健康に留意できなかったりと、中年での疾患は厳しいものがある。自分自身でも帰宅後夜中に食事を夜間レストランでタンマリ摂っていた。あとで気づきがなければ今頃何かを併発していて健康体ではありえなかった。例えば40歳から不健康に過ごしていれば十年後に発病、更に十年で寿命は十分にあり得る。

ザルツブルク音楽祭は日曜日にいつも通り「イェーダーマン」で開催される。来週木曜日にはティテュス・エンゲルも小さな演奏会を振る。個人的にはその次の日曜日の「ジャンヌダルク」であったが、予定が合わなかったものの期待されたイザベル・ユペールは下りていて、全く肩透かしである。そして月末金曜日にはアスミク・グリゴーリアンの登場だ。問題なく練習は進んでいるようで期待が高まる。

前乗り迄してティロルの音楽祭に行くことになって、愈々ブラームスの二つの真ん中の交響曲のお勉強へと向かう。第三番ヘ長調は昔ハイティンク指揮コンセルトヘボー管弦楽団で聴いているのだが、第二番ニ長調の記憶が薄い。そもそも名曲演奏会には行かない。名録音の残っているような名曲演奏を聴いても埒が明かないからだ。

今回は、一昨年ベルリンでキリル・ペトレンコが試みて叶わなかった嘗て指揮者自身が音楽監督をしていたマイニンゲンでの作曲家指導での初演などのシュタインバッハ版の演奏実践を踏襲することにある。立奏で行われるとかの表面的なことよりも指揮者エンゲルの名曲での指揮がどうなるかが期待されるところである。ここで示されるもので、今後のキャリア的な可能性の見通しが効くと思う。勿論ある程度期待しているから前乗りして迄して出かける訳だ。

バイロイトでのコルネリウス・マイスターの成功如何も今後の音楽祭の方向性を左右すると思われる。エンゲル指揮の「ローエングリン」も評判が良かったようなので道筋をつけて貰いたいのである。次の「指輪」は再びペトレンコ指揮になるだろうが、音楽劇場指揮者としてやはりそこでのエンゲルの大活躍を期待するのみである。



参照:
前乗りの費用の値踏み 2022-07-16 | 生活
職業倫理の音楽性 2022-02-12 | マスメディア批評
コメント
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