Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

美しい中山での風景

2022-08-07 | アウトドーア・環境
今週もお勤めはこなした。週に10㎞も走れないのが情けないが、回数を一回増やしたのは健康的だ。総合高度差も減っている。久しぶりに摂氏20度以下で走れた。来週あたりかラもう少し運動量を増やしたい。足の調子がよくなれば頂上往復もしたい。

先週の中山への登りでは久しぶりに使っていない筋肉を使った。やはり大きな落差の足場を登るのは走るのとは全然違う。幸い後遺症はなかったが、普段使っていないことに気が付いた。それを鍛えておかないと高山には登れない。標高が低くとも石灰質地盤でそれが経験できたのが良かった。更に頂上岩壁帯はガラ場は短ったのだがルートファインディングを間違うと結構面倒なところに出る。

上から下りて来た親仁が苦労していたのも足場が石灰でつるつるになって覚束なく、手に力が入ってしまうからだろう。長めのストックを上手に使いこなす人ならいいのだろうが、使っていなかった。自分自身もアルプス行にはストックは欠かせないのだが、今回は走ることを目的としたので荷物も殆ど無しで、久しぶりに手ぶらで出かけた。やはり同じようなトレイルランニングシューズを履いていても大分異なるなと改めて思った。

すれ違った婆さんが頂上から主張したという意味もよく分かった。ハイキングだけにしてもアルプスなどでも歩いていた人なのだろう。恐らくアルパイン協会の会員だろう。単独で往復五時間ぐらい歩くのは偉い。

ゴンドラの山上駅からならば頂上往復はそれなりに時間を掛けても家族連れで楽しめるのだろうが、下からとなるとやはり時間配慮しなければいけないからだ。本当に街からのハイカーもいた。個人的には長い時間を掛けて歩くと足が草臥れるので苦手なのだ。

このキムゼーのカムペンヴァントはその頂上の十字架が大きいだけでなく、アウトバーンなどからも目に付きやすいので人気があるらしい。そのことをで直ぐに思い出した山並みとほぼ同一だった。ミュンヘンの環状を出てローゼンハイムの谷に降りていくときのその風景が一番美しい。今迄もザルツブルクに通うときに何回も通っていて、そして今後も何回も通るだろう。最近はキムゼーの北側のアウトバーンも完備していて、今回の定宿のような場合はそちらを通った方が早い。その国道沿いも信号が殆どなく美しい。


夏季の中山にはあまり興味はなかったのだが、こうしてティロルの谷を覗いたりするとやはりそれなりに美しい。そして、音楽祭などの日程と上手に組み合わせることが出来るのもいい。

日曜日のユース管弦楽団演奏会の次はルツェルン音楽祭に二回出かける。二回目は日帰り往復を考えているが、場合によっては何かを組み合わせられないかと考えている。



参照:
下から目立つ大きな十字架 2022-07-31 | アウトドーア・環境
天使が空から降りてくる 2022-08-02 | 雑感

コメント
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