週明けからお勉強である。ルツェルン音楽祭迄二週間になる。昨年の事を考えれば計算できる事ばかりで、車さえ動けば予定通りに進む。それだけで平常化がとても喜ばしい。月末までの事務処理も同時に片付けて、涼しくなりそうなので筋力回復のリハビリが可能かどうか。
昨晩のARTE生中継は知る限り初めての試みだった。完全生中継ストリーミングでナレーションもなにも入らなかった。更に第一人者のバイヤー監督で、この陣営で撮れるのは喜びだと語っていた。その内容に関しては改めてとなるが、NHKが共同制作者に入っていて当然日本などへはブロックが掛かっていたようだ。アスミク・グリゴーリアンの初訪日の秋までには放映されるのだろう。
その裏でラディオ放送を録音しておいた。ヤナーチェック作「カティア・カバノーヴァ」でとても評価が高い。成程トレイラーなどをみれば成功していることは分かるのだが、音だけを流してみると、作曲家の地元のブルノ出身のフルージャ指揮のヴィーナーフィルハ―モニカーは、「三部作」のヴェルサーメストの様には掌握していない。当然かもしれないが、それだけで「三部作」に軍配を上げたい。
批評にはヴィーナーフィルハーモニカーから決してシャープな音は出していないのだがと書いてあったが、若干怠いと感じた。そこ迄楽団が積極的に演奏していないということで、それはそのスタイルの問題ではないと感じた。ヤナーチェックの音楽特にオペラは様々な条件があってなかなかいい演奏が聴けないと思う。
夕飯時になって火を使うと暑いようなのは早く終わって欲しい。規則正しい生活がしにくくなるからで、やはり夏時間がない方が夕食が楽になる。更に冷たいものを飲食するので虚弱になって、毎年のことながら八月中盤には疲れが出てくる。所謂夏バテである。今年はそれ程水太りなどをしていないが、いい加減に暑いのは終わって欲しい。乾燥していて比較的室内では過ごしやすい夏であったが、もうそれも結構だ。総体的に暑い夏となって水不足から味わい深いワインになる筈だ。特にいい地所のリースリングは根の深い深いところから水を吸おうとするので、その土壌深くのミネラル成分の味わいが出てくるとされている。
ライン河の中州にあるプファルツの城に歩いて渡れるようになるらしい。水不足で船が通れなくなった事はあるが、通常は渡し船で渡る中州がとは信じられないほどの水量である。2009年6月の写真と比較すれば、その程度がよく分かる。どこかでそれらを補うような降水があるのかもしれないが、余り過激な気象になるとまた被害が起こる。
Niedrigwasser an der Pfalzgrafenstein bei Kaub am Rhein.
ワインの事を考えれば、まだ暑い晩夏にまだ皮がしっかりしているときに降って、実が熟成する9月頃から適当な降雨があって、10月に再び乾燥するというのがいいだろうか。恐らく今年は熟成が早く進行しているので適当な時期に摘み取りが終わるのがいい。地面にある湿気からすれば結構いい実りの秋になるのではなかろうか。
参照:
逢瀬の地、中ノ島へと渡る 2009-06-26 | アウトドーア・環境
アンサムブル劇場とは 2022-07-19 | 文化一般
昨晩のARTE生中継は知る限り初めての試みだった。完全生中継ストリーミングでナレーションもなにも入らなかった。更に第一人者のバイヤー監督で、この陣営で撮れるのは喜びだと語っていた。その内容に関しては改めてとなるが、NHKが共同制作者に入っていて当然日本などへはブロックが掛かっていたようだ。アスミク・グリゴーリアンの初訪日の秋までには放映されるのだろう。
その裏でラディオ放送を録音しておいた。ヤナーチェック作「カティア・カバノーヴァ」でとても評価が高い。成程トレイラーなどをみれば成功していることは分かるのだが、音だけを流してみると、作曲家の地元のブルノ出身のフルージャ指揮のヴィーナーフィルハ―モニカーは、「三部作」のヴェルサーメストの様には掌握していない。当然かもしれないが、それだけで「三部作」に軍配を上げたい。
批評にはヴィーナーフィルハーモニカーから決してシャープな音は出していないのだがと書いてあったが、若干怠いと感じた。そこ迄楽団が積極的に演奏していないということで、それはそのスタイルの問題ではないと感じた。ヤナーチェックの音楽特にオペラは様々な条件があってなかなかいい演奏が聴けないと思う。
夕飯時になって火を使うと暑いようなのは早く終わって欲しい。規則正しい生活がしにくくなるからで、やはり夏時間がない方が夕食が楽になる。更に冷たいものを飲食するので虚弱になって、毎年のことながら八月中盤には疲れが出てくる。所謂夏バテである。今年はそれ程水太りなどをしていないが、いい加減に暑いのは終わって欲しい。乾燥していて比較的室内では過ごしやすい夏であったが、もうそれも結構だ。総体的に暑い夏となって水不足から味わい深いワインになる筈だ。特にいい地所のリースリングは根の深い深いところから水を吸おうとするので、その土壌深くのミネラル成分の味わいが出てくるとされている。
ライン河の中州にあるプファルツの城に歩いて渡れるようになるらしい。水不足で船が通れなくなった事はあるが、通常は渡し船で渡る中州がとは信じられないほどの水量である。2009年6月の写真と比較すれば、その程度がよく分かる。どこかでそれらを補うような降水があるのかもしれないが、余り過激な気象になるとまた被害が起こる。
Niedrigwasser an der Pfalzgrafenstein bei Kaub am Rhein.
ワインの事を考えれば、まだ暑い晩夏にまだ皮がしっかりしているときに降って、実が熟成する9月頃から適当な降雨があって、10月に再び乾燥するというのがいいだろうか。恐らく今年は熟成が早く進行しているので適当な時期に摘み取りが終わるのがいい。地面にある湿気からすれば結構いい実りの秋になるのではなかろうか。
参照:
逢瀬の地、中ノ島へと渡る 2009-06-26 | アウトドーア・環境
アンサムブル劇場とは 2022-07-19 | 文化一般