一挙に12月のミュンヘン行の準備である。宿泊等は準備してあるのだが、まだ入場券が揃っていない。特に入手困難なものではない筈だが、予算を定めると中々希望の席が入るかどうかは分からない。
昨年のようになにがなんでもというのとは違って、予算の上限を決めたい。元々座席指定に予算は余り立てない。理由は価値があるかないかだけにしか興味がないからで、高価であってもその価値があるかどうか、たとえ安くても価値がなければ無意味だからだ。まさしく関西人の「高くて美味いのは当たり前」はその価値を値踏みするという事である。勿論、「廉くて美味いもの」にこそ価値がある。
しかし今回はそこ迄の価値がないことが分かっているので、上限を設けて、その予算内で何とか押さえようとしている。一枚は最終的にはスコア席でも良いと思っているのだが、先ずは舞台も見える安い席を入手すべく試みようかと思う。
九月までは明らかに客足が遠のいてコロナ前には戻っていなかったが、戻ってきた感じがあって要注意である。安くていいところはミュンヘンの常連さんに狙われる。入手は難しいだろうから、立見席と両狙いにするか?その上は予算をオーヴァーとして、一か八かで椅子を取りに行くか。
もう一枚は、予算の上限をどこまで落とすかである。上げれば座席指定をしたいのだが、そこまで拘る必要があるのかどうか。三段階ぐらいの幅で狙いたいが。宿代に既に80ユーロ計上していて、それだけで燃料費をいれて200ユーロ。更に既に購入してある券が50ユーロ、クリスマスのお土産を加え、全予算で400ユーロを越えそうだ。ここから二種類の券の金額を逆算していけば上限が自ずから弾き出される。
もう一つのファクターとして、通常とは出かける目的も条件も若干違うので、平素にはあまり使わない席を狙いたいとも思う。さて結果はどうなることか。いずれにしても昨年のミュンヘンの劇場の修羅場の様な争奪戦を一度でも経験すると、どのような場合も想定外のことはなくなる。
CLSX Talks: Titus Engel x Karsten Witt
ネットに新しい情報があった。指揮者のティテュス・エンゲルがハムブルクとベルリンでポーランドの放送交響楽団を振るというものだ。この日程は知らなかったが、YouTubeにマネージメントのヴィット氏がエンゲルにオンラインインタヴューをしている。この事務所は、有名どころではインバルとかタベア・ツィムマーマン、先ほども日本でリサイタルをしたクリスティアン・プレガルディアン、ムストーネン、サラ・ヴァ―クナー、日本関連では細川とかダイシンなど、作曲家では故リゲティやチェルハなどが入っている。先日クロンベルクで授賞した奥さんのヘッカーも入っている。
プログラムからすればエンゲルには指揮者としていい機会で、玄人筋は関心を持って集まるのだろう。エルフィーのあとフィルハーモニーでの演奏会となるので、成功すればこうした意欲的なプログラムで従来の大交響楽団を振る機会も増えるかもしれない。ポーランドの放送局が放送してくれないかと期待しているが、想定されるものから出かけるには少し遠過ぎる。
参照:
塗り潰されていた感興 2022-08-10 | 音
真正ハイカルチャー 2022-05-29 | 音
昨年のようになにがなんでもというのとは違って、予算の上限を決めたい。元々座席指定に予算は余り立てない。理由は価値があるかないかだけにしか興味がないからで、高価であってもその価値があるかどうか、たとえ安くても価値がなければ無意味だからだ。まさしく関西人の「高くて美味いのは当たり前」はその価値を値踏みするという事である。勿論、「廉くて美味いもの」にこそ価値がある。
しかし今回はそこ迄の価値がないことが分かっているので、上限を設けて、その予算内で何とか押さえようとしている。一枚は最終的にはスコア席でも良いと思っているのだが、先ずは舞台も見える安い席を入手すべく試みようかと思う。
九月までは明らかに客足が遠のいてコロナ前には戻っていなかったが、戻ってきた感じがあって要注意である。安くていいところはミュンヘンの常連さんに狙われる。入手は難しいだろうから、立見席と両狙いにするか?その上は予算をオーヴァーとして、一か八かで椅子を取りに行くか。
もう一枚は、予算の上限をどこまで落とすかである。上げれば座席指定をしたいのだが、そこまで拘る必要があるのかどうか。三段階ぐらいの幅で狙いたいが。宿代に既に80ユーロ計上していて、それだけで燃料費をいれて200ユーロ。更に既に購入してある券が50ユーロ、クリスマスのお土産を加え、全予算で400ユーロを越えそうだ。ここから二種類の券の金額を逆算していけば上限が自ずから弾き出される。
もう一つのファクターとして、通常とは出かける目的も条件も若干違うので、平素にはあまり使わない席を狙いたいとも思う。さて結果はどうなることか。いずれにしても昨年のミュンヘンの劇場の修羅場の様な争奪戦を一度でも経験すると、どのような場合も想定外のことはなくなる。
CLSX Talks: Titus Engel x Karsten Witt
ネットに新しい情報があった。指揮者のティテュス・エンゲルがハムブルクとベルリンでポーランドの放送交響楽団を振るというものだ。この日程は知らなかったが、YouTubeにマネージメントのヴィット氏がエンゲルにオンラインインタヴューをしている。この事務所は、有名どころではインバルとかタベア・ツィムマーマン、先ほども日本でリサイタルをしたクリスティアン・プレガルディアン、ムストーネン、サラ・ヴァ―クナー、日本関連では細川とかダイシンなど、作曲家では故リゲティやチェルハなどが入っている。先日クロンベルクで授賞した奥さんのヘッカーも入っている。
プログラムからすればエンゲルには指揮者としていい機会で、玄人筋は関心を持って集まるのだろう。エルフィーのあとフィルハーモニーでの演奏会となるので、成功すればこうした意欲的なプログラムで従来の大交響楽団を振る機会も増えるかもしれない。ポーランドの放送局が放送してくれないかと期待しているが、想定されるものから出かけるには少し遠過ぎる。
参照:
塗り潰されていた感興 2022-08-10 | 音
真正ハイカルチャー 2022-05-29 | 音