ガラスに筋が垂れていようがどちらでもいいのだ。神経性のものではなくてただただ日射量を通すだけの目的である。その効果は実際に試してみると考えるよりも遙かに大きい。肌感覚としても、これから鬱陶しい季節でも室内の光度が全く変わる。曇天であろうが太陽光線の赤外線部分が通れば効果覿面である。
特にバスルームなどは黴防止の為にも冬季も窓を開けるのだが、陽射しの恩恵が無いと湿度が上がる。更に室温も上がり難くなるのでとても影響が多い。バスルームが冷え込むとなると厳しいので、以前は暖房を入れていた。しかし最近はそこに通っているお湯の熱を出来る限り生かす形で、年に数えるぐらいにしか暖房を入れないことにしている。
篭り部屋に移動するようになったのも大きく、その屋根裏部屋に出来る限りの太陽光を活かすことになった。陽射しが戻ってくる新年になれば積雪があろうが、凍結があっても温室効果でぽかぽかとなる。熱遮断と窓ガラスの透過性が全てである。
夜半には雨になるだろう。天窓は直ぐに雨に洗われる。その他はぼちぼちだろう。兎に角暖かいうちに終わらしてしまうのがよい。雨が降って来週はまた気温も元に戻ってと、日々晩秋らしく葉が色づいていく。来週末には夏時間が終わる。
日曜日にはミュンヘンに一枚予約を申し込んだ。結構迷ったのだが、他の曜日の出方などを見ると、それ程容易ではないが配券される可能性もある。もう一枚の申し込みもする。これも希望の席への期待を掛ける。
土曜日の午前中スロヴァニアの首都リュブリャナで行われたレクチャーのヴィデオが出ていた。水曜日に演奏会のある作曲家ネヴィル・ホールとハンス・アブラハムセンが自作に対してティテュス・エンゲル指揮スロヴァニアフィルハーモニー管弦楽団で音出ししながらのヴィデオが上がっていた。後者のヴィデオは無かったが、ベルリンのフィルハーモニカーで初演された曲「レットミ―テルユウ」が演奏される。この曲に関しては、サイモン・ラトル指揮でルツェルンの音楽祭で献呈されたバーバラ・ハニンガムの歌で演奏されたのだが、演奏会前に作曲家が出て来て内心カンカンに怒っていたことが知れた。ラトルが真面に準備もせずに練習をしていなかったからである。
Barbara Hannigan - Let Me Tell You (Hans Abrahamsen) - Berlin, Nelsons
その様なこともあり、更にこの管弦楽団の音出しを観ていると想定以上にやれそうな楽団であり、実際に意欲に溢れたプログラミングで結構な指揮者が客演していて期待される。映像を流して欲しい。歌手は、ロングラン中のバーゼルの「魔弾の射手」でアガーテを歌っているニコール・シェヴァリエである。勿論全然ハニンガムには追い付かないのだが、米国出身で英語歌唱の方が上手いかもしれない。
ホールという作曲家は知らなかったが、ウェリントン出身でスロヴァニアに住んでいるらしく、フィボナッチ数列を使って、音の群化からの作曲のようだが、そこで出している音と注文が取り分け複雑そうで、到底数列程度のものではないと思った。それに輪をかけて司会の大学教授がフォームとその内容に関して、作曲家が指揮者に譲る形で英語で小難しい質問をエンゲルにしていて、指揮者の仕事として答えていたのは賢明だと思った。勿論後半のニールセンの交響曲も聴きたい。なぜならば昨年オペラ「仮面舞踏会」が素晴らしかったからだ。
Sobotna izobraževalna matineja / SIM 2
参照:
「ありの侭の私」にスポット 2021-11-05 | マスメディア批評
ラトルファンの嘆き 2019-09-10 | 音
特にバスルームなどは黴防止の為にも冬季も窓を開けるのだが、陽射しの恩恵が無いと湿度が上がる。更に室温も上がり難くなるのでとても影響が多い。バスルームが冷え込むとなると厳しいので、以前は暖房を入れていた。しかし最近はそこに通っているお湯の熱を出来る限り生かす形で、年に数えるぐらいにしか暖房を入れないことにしている。
篭り部屋に移動するようになったのも大きく、その屋根裏部屋に出来る限りの太陽光を活かすことになった。陽射しが戻ってくる新年になれば積雪があろうが、凍結があっても温室効果でぽかぽかとなる。熱遮断と窓ガラスの透過性が全てである。
夜半には雨になるだろう。天窓は直ぐに雨に洗われる。その他はぼちぼちだろう。兎に角暖かいうちに終わらしてしまうのがよい。雨が降って来週はまた気温も元に戻ってと、日々晩秋らしく葉が色づいていく。来週末には夏時間が終わる。
日曜日にはミュンヘンに一枚予約を申し込んだ。結構迷ったのだが、他の曜日の出方などを見ると、それ程容易ではないが配券される可能性もある。もう一枚の申し込みもする。これも希望の席への期待を掛ける。
土曜日の午前中スロヴァニアの首都リュブリャナで行われたレクチャーのヴィデオが出ていた。水曜日に演奏会のある作曲家ネヴィル・ホールとハンス・アブラハムセンが自作に対してティテュス・エンゲル指揮スロヴァニアフィルハーモニー管弦楽団で音出ししながらのヴィデオが上がっていた。後者のヴィデオは無かったが、ベルリンのフィルハーモニカーで初演された曲「レットミ―テルユウ」が演奏される。この曲に関しては、サイモン・ラトル指揮でルツェルンの音楽祭で献呈されたバーバラ・ハニンガムの歌で演奏されたのだが、演奏会前に作曲家が出て来て内心カンカンに怒っていたことが知れた。ラトルが真面に準備もせずに練習をしていなかったからである。
Barbara Hannigan - Let Me Tell You (Hans Abrahamsen) - Berlin, Nelsons
その様なこともあり、更にこの管弦楽団の音出しを観ていると想定以上にやれそうな楽団であり、実際に意欲に溢れたプログラミングで結構な指揮者が客演していて期待される。映像を流して欲しい。歌手は、ロングラン中のバーゼルの「魔弾の射手」でアガーテを歌っているニコール・シェヴァリエである。勿論全然ハニンガムには追い付かないのだが、米国出身で英語歌唱の方が上手いかもしれない。
ホールという作曲家は知らなかったが、ウェリントン出身でスロヴァニアに住んでいるらしく、フィボナッチ数列を使って、音の群化からの作曲のようだが、そこで出している音と注文が取り分け複雑そうで、到底数列程度のものではないと思った。それに輪をかけて司会の大学教授がフォームとその内容に関して、作曲家が指揮者に譲る形で英語で小難しい質問をエンゲルにしていて、指揮者の仕事として答えていたのは賢明だと思った。勿論後半のニールセンの交響曲も聴きたい。なぜならば昨年オペラ「仮面舞踏会」が素晴らしかったからだ。
Sobotna izobraževalna matineja / SIM 2
参照:
「ありの侭の私」にスポット 2021-11-05 | マスメディア批評
ラトルファンの嘆き 2019-09-10 | 音