12月の券の一枚は入った。「ローエングリン」の立見席である。18ユーロの立ち見なので、同じ価格で吸われる席を追加購入してもいいと思っている。ロート指揮には全く期待していない。恐らく初日に叩かれてべそをかくと思う。こちらも序に出かけるだけなのでこの価格を狙ったのだが、流石に予約椅子席は限られた数しかなく、半分は一般発売される。それを狙ってみるが、視覚は立ち見の方がいい筈だ。但しあの長いロマンティックオペラを立っていると疲れるだけである。演奏がよければよいのだが、歌も十八番にしているフォークトのタイトルロ-ルだけで、声の出なくなっているペーターセンは既に下りている。
しかし実は期待していることもあって、なにかあった場合にカヴァーにエンゲルが入る可能性である。ただ唯一のヴァークナーオペラのレパートリーとして、新制作の指揮をするまでの演出ではなくてもカヴァーに入ってその場を凌ぐには全く悪くないであろう。ロートが下りる理由には不評を受けての健康上の理由もコロナ陽性の両方があるだろうが、その代わりの指揮位は間違いない。もし近々に発表されたとしたら出かけるのが急いで大変だが。
フォークトも声が太くなってきていて、高い声も裏声を上手に使って凌いでいるらしいが、一度生で聴いておくのも悪くはないと思う。前回このオペラを聴いたのはハムブルクのオペラの日本引っ越し公演でこの曲を得意にしていたヴィルドマール・ネルソンズという指揮者が振った時でその長さを嫌というほどに感じたのだった。
もう一枚は残念乍希望の席が当たらずに一般発売を待つかどうか、安い席が配券されなかったので、そちらに賭けるしかないであろうか。もう少し安い席なら其の儘貰ったかもしれないが、高額ならば一般でも入る。一寸残念だ。
18時に出かけて走ったが、18時38分ごろに日没とは知らなかった。秋の鶴瓶落として日に日に日没が早くなる。19時に下りて来た時は真っ暗だった。もう一時間早く動き出さないと間に合わない。但し暖かかったので、裸でも十分に汗を掻けた。
来週初日となるミュンヘンの新制作「コジファンテュッテ」の初日から楽日迄の売れ行きを見てみると、あまり売れていない。なによりも券が高い。だから初日も安いところは売切れているのだが、高いところが残っている。他の公演などを考えると通常の出方でしかない。
ミュンヘンの劇場にとっては「イドメネオ」の初演に代表されるようにモーツァルトは、ヴァ―クナー、リヒャルト・シュトラウスと並んで初演を多く行った劇場としての三大氏神とさえされている。その中で、前任者、前々任者がモーツァルト指揮者でなかったことから、現音楽監督ユロウスキーに期待が掛かっている。しかし、今迄の指揮の出来からしてそれ程大きな期待は掛けられないとするのがもっぱらの常連さんの気持ちではなかろうか。現在こうした作品を大劇場で演奏するという行為自体が容易ではない。先ずは来週水曜日の生中継ストリーミングが待たれる。
参照:
首を振って音を追う 2019-03-04 | 音
切れる接種有効期限 2022-07-23 | 暦
しかし実は期待していることもあって、なにかあった場合にカヴァーにエンゲルが入る可能性である。ただ唯一のヴァークナーオペラのレパートリーとして、新制作の指揮をするまでの演出ではなくてもカヴァーに入ってその場を凌ぐには全く悪くないであろう。ロートが下りる理由には不評を受けての健康上の理由もコロナ陽性の両方があるだろうが、その代わりの指揮位は間違いない。もし近々に発表されたとしたら出かけるのが急いで大変だが。
フォークトも声が太くなってきていて、高い声も裏声を上手に使って凌いでいるらしいが、一度生で聴いておくのも悪くはないと思う。前回このオペラを聴いたのはハムブルクのオペラの日本引っ越し公演でこの曲を得意にしていたヴィルドマール・ネルソンズという指揮者が振った時でその長さを嫌というほどに感じたのだった。
もう一枚は残念乍希望の席が当たらずに一般発売を待つかどうか、安い席が配券されなかったので、そちらに賭けるしかないであろうか。もう少し安い席なら其の儘貰ったかもしれないが、高額ならば一般でも入る。一寸残念だ。
18時に出かけて走ったが、18時38分ごろに日没とは知らなかった。秋の鶴瓶落として日に日に日没が早くなる。19時に下りて来た時は真っ暗だった。もう一時間早く動き出さないと間に合わない。但し暖かかったので、裸でも十分に汗を掻けた。
来週初日となるミュンヘンの新制作「コジファンテュッテ」の初日から楽日迄の売れ行きを見てみると、あまり売れていない。なによりも券が高い。だから初日も安いところは売切れているのだが、高いところが残っている。他の公演などを考えると通常の出方でしかない。
ミュンヘンの劇場にとっては「イドメネオ」の初演に代表されるようにモーツァルトは、ヴァ―クナー、リヒャルト・シュトラウスと並んで初演を多く行った劇場としての三大氏神とさえされている。その中で、前任者、前々任者がモーツァルト指揮者でなかったことから、現音楽監督ユロウスキーに期待が掛かっている。しかし、今迄の指揮の出来からしてそれ程大きな期待は掛けられないとするのがもっぱらの常連さんの気持ちではなかろうか。現在こうした作品を大劇場で演奏するという行為自体が容易ではない。先ずは来週水曜日の生中継ストリーミングが待たれる。
参照:
首を振って音を追う 2019-03-04 | 音
切れる接種有効期限 2022-07-23 | 暦