
この前牛肉の塊がほしくてというのはポトフ用の牛肉のことで、すね肉の塊がほしかったのだ。ところが売ってるところがなく(想定内)、結局肩ロースの塊で代用することになった。400グラムくらいの大きさで売っていて(本当は1キロくらいの塊がほしい)トータル二キロちょいを使った。元々コトコト長時間(今回は六時間)煮るだけの簡単な料理なので時間はかかるが手間はそれほどかからない。野菜は玉ねぎ丸ごと、キャベツも丸ごと、蕪代わりに大根、そしてセロリ人参とたっぷり野菜。これ一品だけで肉野菜スープと完結していて他はいらない。この時期には最適な料理であることを再認識した。唯、肉はやはり脛が望ましい。肩ロースはちょっとパサつく。

自分の周りで映画が話題になることはまずない(田舎でならでは)。スターウォーズだったらそれなりに興味ある人間がいるだろうが、それにはこちらが全く関心がない。だから例えばゴダールの名前を挙げても、せいぜい名前は聞いたことがある程度の話で終わる。ブレッソンに至ってはもう名前さえ99.99パーセントが知らないということになる。そんな状況の中稀有な出来事が。ゴダールが好きという女の子がいたのだ。しかも二十代前半。東京あたりの映画学校にでも行ってるのだろうか。兎に角ゴダールが一番好きらしく、エドワードヤンの恐怖分子も良かったと言っていた。エリックロメールが好きだとも言っていた。これはちょっと新鮮な出来事だった。唯ブレッソンは知らなかったのでついでにジャックロジェも一緒に推薦しておいた。後、エドワードヤンは知ってるのに同じ台湾でもっと有名なホウシャオシェンを知らなかったのが意外で、当然押さえるべき監督であると強く言っておいた。この辺りが二十代前半らしさか。