Pink * Satin * Pointe * Shoes

なんとなく、すきなこと

「ネバー・サレンダー 肉弾凶器」を観に行ってきました

2007-03-04 18:28:16 | Robert Patrick
明け方一度目覚めた時はまだちょっと頭が痛くてドンヨリしてたけど、その後、昼前に目覚めた時の気分は久しぶりにOKでした。

「よし、予定通り、決行!」

火曜日の夜に体調を崩して最初の目標になったのは、金曜日に出勤することでした。
思ったより回復に手間取り、土曜日のバレエのレッスンに行くことに切り替わった目標が更に変更になって、最終目標となったのが、日曜日、キネカ大森で「ネバー・サレンダー 肉弾凶器」を観ること。
場所も期間も異常に限定されたロードショウ、これを外したらもう、次は無いですから。(涙)

四日ぶりに髪を整え、化粧して、12時過ぎに家を出ました。
やっぱ、病み上がりでまだボーっとしてます。
大森に着いた時点でまだ1時前、13:00からの上映には余裕で間に合う時間だったけど、さすがに何か食べないとね・・・ってことで、アトレ大森のBagle&Bagleでアボカド&シュリンプサンドとカプチーノを頂きました。
わさびマヨネーズを普通のマヨネーズに替えてもらったものの、おっと、私の体にはマヨ自体あんまり・・・だけど、無性にアボカドが食べたかったんだもん。(涙)
ベーグルは食べ慣れているジュノエスクの方が好きだけど、豆乳&枝豆の生地はまあまあ美味しかったです。

で、食べ終えて、口紅を直そうと鏡を見たら、鼻の下が粉吹いてて愕然。
四日も鼻かみ続けたら、そりゃ、粉も吹きますわね。
さりげなくトイレに行って、さりげなく水をヒタヒタ、なんとか鼻の下はセーフ。

さて、時計を見ると13:15です。
次の上映開始は15:00、映画館までは多分、徒歩五分ぐらい。

一時間以上どうやって時間潰そうっていうんだよ。


・・・というわけで、大森駅を出て西友方面へ。
考えてみたら、大森駅から外に出るのは初めてです。

一時間以上時間があるからマッサージもいいかもと思いながら駅前を見ると目に飛び込んだ「中国整体」やら「タイ式マッサージ」の文字。
でも、やっぱり、いきなり入る勇気を持てないままに西友のビルに着いちゃいました。
映画館への入り口はどこかしらと色々見回していると、

「らくにな~る」

おお、このビルの6階にもマッサージサロンがあるじゃないですかっ!
別に、西友の中だからOKってこともなかったんですが、まあ、その頃にはすっかりマッサージ受ける気満々になっていたので、迷うこと無くドアを開き、35分コースを受けることに。
担当してくれたお兄さんの腕前は、うーん、・・・まあまあってところかしら。
少し前に行きつけのサロンで初めて当たっちゃった人に比べたら、ちょっと「イテーよ!」なところもあったけど、まあ、スッキリはした感じ。

で、2時半に終わったので一階下のフロアにあるキネカ大森へ。
でも、時間潰すにはあまりに閑散としてたので、チケット買って一階のカフェでカプチーノを注文し、ひとときホッコリ。
お腹空いてもいないのに衝動的に一緒に買ってしまったバナナケーキ(素朴な風味で美味)は、ひとかじりだけして、バッグの中へ。
店内に流れていたのは懐かしのビリー・ジョエル。
おおっ、「プレッシャー」だ♪などと思っているうちに3時近くになったので、いざ5階へ!

★スミマセン、本題はここらへんから

というわけで半券を切ってもらって館内へ。
こぢんまりしてますが、悪くない作りです。
観客は私を入れて20人も居なかったかな。
客層の内訳は、恐らくプロレス好きな男性客と、カップル数組、女ひとりは・・・私だけ。(笑)

既にアメリカのアマゾンで買ったDVDで鑑賞済みだったわけですが、今回、日本語字幕が如何に大事かほんとに実感しました。
DVDで見たときは英語字幕で見たんですが、英文読解に必死になって画面見るのが疎かになってたみたいで「あれ、こんなシーンあったっけ?」ってことが何度もあったし、日本語の字幕だって文字数に限りがあるから原語の何割かしか伝えてはきていないわけですが、「こういう意味ですよ」って堂々と提示されるのと、同じ程度理解していたとしても「こういう意味・・・?」ってモヤ~っと理解するのとでは引きずり具合が全く違う。
英会話の勉強には英語字幕で英語を見るのも良い方法だと思うけど、楽しむ為にはね、やっぱ日本語字幕だよ、うん。

いやほんと、楽しかったです。
爆発シーンてんこ盛りのアクション映画だもの、やっぱり見るならデッカいスクリーンだよ!
ロバート・パトリックは改めて色っぽくて格好良くて素敵だし、Xファイルのドゲット捜査官の時よりも若々しくて、良い意味でT-1000の面影が強くて、ほんでもって、主役のジョン・シナと同じぐらい(もしかしてもっと?)出番が多い!
そしてそのシナですが、全身筋肉ムキムキムチムチで、塩コショウ振りかけてこんがり焼いたら食べ応えあるだろうなぁ・・・ってヨダレ出そうで良かったです(なんのこっちゃ)。
・・・って、冗談はさておき、改めてザックリと、登場人物とストーリーの紹介を。

海兵隊のジョン・トライトン(ジョン・シナ)は、イラクで取った英雄的行動が軍法に触れ除隊の憂き目に遭い、ホットでシッカリ者の奥さんケイト(ケリー・カールソン)の待つ我が家へ無念の帰還をするんですが、海兵隊員としてしか生きる道を見いだせず、転職してみても上手く行かずに落ち込んでいるジョンの気分転換を図るべく、ケイトは彼をドライブに誘い出します。
一方、ローム(ロバート・パトリック)は総額120万ドル以上もするダイヤモンドを盗み出したばかり、黒塗りのキャデラックに、黒人であることでの被差別者としての自意識過剰っぷりと少年時代のトラウマっぷりがアブナイけど可愛くもあるモーガン(アンソニー・レイ・パーカー)と、モーガンとは対立してばかりの、あまり頭が良いとは言えないヴェセラ(ダモン・ギブソン)と、手下連中の中ではかなりマトモかつそこそこ男前なベネット(マニュ・ベネット)、そして、ロームの愛人でもあるセクシー姐御アンジェラ(アビゲイル・ビアンカ)ら手下達を乗せ逃走中。
楽しくドライブを続けるジョンとケイトは休憩を兼ねてガソリンスタンドに立ち寄りますが、そこには黒塗りのキャデラックが停まっていて(キャッ!)、車にケイトを残し、売店に向かったジョンと入れ違いに店から出てきたローム(ヒーッ!)の元に、犯罪者であることを知ってか知らずか歩み寄り、職質を始めた警察官の背後には銃を構えたモーガンが!(マイガッ!)
ベネットに消化器で頭を激打され、立ち上がることが出来ないジョンの瞳に映るのは、今まさにさらわれようとしている愛する妻の姿だった。
炎の海と貸したガソリンスタンドから何とか這い出たジョンは、愛する妻を奪還すべく追跡を開始するのであった。

ネタバレしちゃうので以下省略。

感想はというと、一口で言うと、建物や車がめっちゃくちゃ派手に爆発し、人がまるで飛ぶようにジャンプしたりする様はまるでアメコミ。
実際まんまアメコミにしたら面白そうだし、何の違和感もなく想像出来ちゃいます。
ストーリーは単純だし、キャラ設定も分かりやすいし、テンポも良い。
ちょっと手ぬるさを感じたり、時折キャラの描き方や役者の力不足を感じなくもないですが、そこはそれ、ロバート・パトリックが楽しく頑張ってくれているのであんまり気になりません。
セクシーでイカレてて可愛くてワルでカッコ良いロームをベテランのロバートが演じているおかげで、この作品、色んなところで救われているんじゃないかと思います。
で、主役のジョン・シナですが、私は個人的に嫌いじゃないです。
この手の作品のヒーローには合ってるし、ちょっと、筋肉がどうも、違う意味でヨダレが出てしまう傾向に刺激的ではありますが、ほんと、初の映画出演にしてはグッジョブじゃないかと。

3日から9日までは通常上映ですが、10日~16日までは、たぶん朝一回とか?
おB級アクションムービーとしては結構良く出来た映画だと思うので、是非他の地域でもDVD化前に上映してくれればいいのになぁと思いつつ、入り口に貼ってあったチラシを激写して家路に着きました。

でもなぁ、パンフレットも作らないぐらいだから、ムリかなぁ。
・・・ムリだよなぁ。(涙)

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする