公文ドイツ語、ついにL教材に入りました。
最初の教材はカール・シュピッテラーの「犬と猫」。
題名の通り、犬と猫、どっちがいいかというお話。
物語は、美しく機知に富む女主人の屋敷に集まった紳士淑女たちが犬派と猫派に分かれて喧々諤々の騒ぎの中、だんまりを決め込んでいた一人の紳士が、自分の意見に代えて童話を語るという筋書きです。
その劇中劇では、犬と猫の不和が原因で不仲になってしまう夫婦の話をもって、犬の誠実さと猫の冷酷さが象徴的に語られます。
犬の誠実さは誰もが認めるところだけれど、野生が支配している猫の奔放さや残忍さは、猫を愛する者にとってはたまらない美徳なのだということなのですが、この短編、オチにちょっと捻りがあって、余韻がなんともいえません。
最近すっかり「苦悶」なドイツ語でしたが、この作品は「やってて良かった公文式」と心から思える一品でした。
最初の教材はカール・シュピッテラーの「犬と猫」。
題名の通り、犬と猫、どっちがいいかというお話。
物語は、美しく機知に富む女主人の屋敷に集まった紳士淑女たちが犬派と猫派に分かれて喧々諤々の騒ぎの中、だんまりを決め込んでいた一人の紳士が、自分の意見に代えて童話を語るという筋書きです。
その劇中劇では、犬と猫の不和が原因で不仲になってしまう夫婦の話をもって、犬の誠実さと猫の冷酷さが象徴的に語られます。
犬の誠実さは誰もが認めるところだけれど、野生が支配している猫の奔放さや残忍さは、猫を愛する者にとってはたまらない美徳なのだということなのですが、この短編、オチにちょっと捻りがあって、余韻がなんともいえません。
最近すっかり「苦悶」なドイツ語でしたが、この作品は「やってて良かった公文式」と心から思える一品でした。
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