アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

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妄想…?駄洒落…?オヤジギャグ…?

2010-09-13 11:53:39 | Weblog
はじめに明言しておきますと、私はオカルティストではありません。
そういった能力はまぁ~~ぁったく持ち合わせておりませんし、超自然的(=非科学的)経験もしたことがありません。
重ねて言いますとオカルティストかぶれでもありません。
そのせいかどうかは分かりませんが、ホラーものには興味がありません。
余計なことかもしれませんが、特定の宗教に加担してもいませんし、そんな気もありません。
あえて言うなら、クラシック・バレリーナでありバレエ教師である私にとって大切なのは舞踊の守護神テルプシコレー唯一人、ぬわんちゃって…(そう言い切れたなら……、あぁ、カッコいい…
ま、それはさておき…。
ちょっと不思議ちっくで楽しいものは好き。
今一番のお気に入りは、
著者:畠中恵描くところの『しゃばけ』ワールド&『付喪神貸します』
『しゃばけ』はTVでドラマ化もされたから知ってる人も多いしファンも多いよね
様々な妖怪や妖(アヤカシ)たちが縦横に活躍してるけど、ああいうモノたちはいてくれるほうが物事が丸く収まるような気がするのよね。
百年以上も大切に扱われてきた器物に魂が宿って付喪神になると思えば物を大切にもするだろうし、樹木にもそれぞれの妖精が宿っていると思えば無頓着に枝を折ったりはしないだろうし、由緒ある建物に落書きするなんて馬鹿な真似もしないだろうしさ…。
私、満開の桜の下でバーベキューしたり焼肉焼いたりしてる人たちを見ると
「げっ、バチ当たりそう…
と思っちゃうもんね
もっとも、私の手元にも実家にも、そろそろ付喪神になってくれそうなお宝はまったくひとつもないけども…。でも、身近になんかいるといいなぁ、なんて思っちゃう。
ポワント(=トゥ・シューズ)の付喪神とか…。
あ、ポワントは無理かぁ…、消耗品だもんねぇ…。足に履かれて踊らされ摩擦熱と汗と涙とたまに血にもまみれて履き潰されて、その上ときにはインソールまで剥がされ、バレエシューズ代わりにまぁだこき使われて…。美しい薄桃色で真珠の光沢を帯びていた艶やかな姿は見る影もなく…
うぅ…っ、ポワントを履いて数十年、何百足のポワントを履き潰してきたかわからないけども、ここらでいっぺんくらいご供養しとかないと、バチが当たりそう…
でぇっっっかいポワントに踏み潰されるとか、無数のポワントに身体の上でパ・ドゥ・ブーレ・スウィヴィをされるとか………うぅわぁぁ~~~~
え…えっと…、そ、そう…、チュチュやティアラは美しい付喪神になりそうよね…
と、そんなことを考える程度には不思議なものが好きだな。
夜、ときどき
「ちょいと…、誰かいませんかね…」
と声に出して言ってみたくなることがある。
でも、言わない。
だってさ
「なんかヨウカイ…
なんて壁の中から返事があったら怖いじゃないのさ…


コメント
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