アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

体重が増える=太る…?……NO!

2010-11-24 10:39:27 | Weblog
先日のレッスンの帰り、ある生徒が
「最近また食欲が出ていっぱい食べてるんですよねぇ。太っちゃうかなぁ…」
と言う。
そうだね、美味しいものが沢山ある時期だし、お鍋の季節にもなったしね
「去年も気にしたけど太らなかったから今年も大丈夫かなぁとは思うんですけど…」
「ふふん、大丈夫だ。1~2kg増えたって、エクササイズ・メニュー追加してすぐに絞ってやる、安心してたくさん召し上がれ
つまりね、彼女たちがいうところは『太る』=体重が増えるということなのね。
体重が少ない方がいいと思い込んでいて、体重の増減には過敏に反応するが、もっとも大事なボディ・ラインには無頓着。なんでかしらねぇ…。
ボディ・ラインは美しいかどうか一目瞭然だけど、体重は見えないんだけどね。
『私は○○㎏です』
ってフダをぶら下げて歩くわけでもなかろうに、黙ってりゃわかんないだろってね。
確かにね、体重っていうのも健康の重要な目安ではある
一般的な『標準体重』というのは、たとえば身長○○○cmに対して、骨はどのくらい必要か、骨格筋はどのくらい必要か、内臓などを含むその他の筋量はどのくらい必要か、とかね様々な要素を基準にして算出されていると思うのよ。考え方によって算出法も色々あるけどさ。ま、だから『標準体重』内に収まっているのであれば、それほど騒ぐ必要は無いと思うがね。
なんで体重が軽いほうがいい、なんてワケわかんない考え方が蔓延してるんだろうかね
私の考え方では、たとえ体重が軽くても、ズン胴はズン胴だし、サリーちゃん脚はサリーちゃん脚、オバちゃん体型はしょせんオバちゃん体型である。
体重に関係なく、姿勢が正しくて、お腹や胴が締まっていて、太腿→膝→脹脛→足首のラインにメリハリがあって、背中が立体的で、動きが軽快で…って方が魅力があると信じている。
2年程前にちょっと体組成などを調べてもらったときのデータだけど、私の場合、身長164cmに対して48歳女性の標準体重として57.6kgという数値が出た。正直にいうと
「それじゃ“デブ”だろ…っ
って思ったけど、管理栄養士さんはやさしく笑って
「あと脂肪を6.7kg、筋肉を1.9㎏増やすといいですね」
と言った。そのアドヴァイスに対する私の回答は
「多分不可能だと思います。筋肉1.9㎏は何とか出来ると思いますが体型が変わると困るので出来ません。脂肪6.7kgについてはコレはまず無理です。筋肉が増えればさらに脂肪は増えにくくなりますから…
「そうですよね…
それ以来、身長164cmから110を引いた数値=54を自分なりのボーダー・ラインと決めたの。体重が54㎏までなら騒ぐことはない、とね。実際の体重が48~49㎏なので、あと5~6㎏は余裕がある… というワケです。
みなさんも自分なりのボーダー・ラインを決めてみたらいかがですか?
それを超えないように日々気をつけていれば、そう簡単に体重って増えないわよ。それよりもボディ・ラインをきちんとキープすることに意識を向けていれば、体重がちょいと増えたくらいで太ったりはしません。
太るというのは体重の増加のことをいうのではなく、サイズの増加・拡大をいうのだと理解したほうがいいですよ。


アンサンブル・ド・ミューズからのお知らせ
11月30日(火)のスタイル・メイク・エクササイズクラスでは、ウォーキング・レッスンをします。
ドレス・アップする機会も増えるこれからの季節、せっかくの装いを台無しにしないためにも、きちんと“歩く”ためのレッスンをしてみませんか?
興味のある方は当日、履きなれたパンプスをご持参下さい。また前半はストレッチ・エクササイズをしますので動きやすいウエアでどうぞ                                             

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする