アンサンブル・ド・ミューズ バレエ

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

“ケツ”が“おしり”に…♪

2012-07-11 10:03:44 | Weblog
だんだん夏らしく暑くなってくると、街中に溢れている女性のファッションも軽く短くなっていく。
今年はミニでもキュロットが流行っているみたいね。
面白いのはキレイな色のミニを履いてるのに黒のトレンカを履いている人が多いこと。トレンカならまだいいが黒タイツってのはちょっと…。
ナマアシよりはタイツでもストッキングでも一枚履いた方が、冷房による冷えから脚をひいては身体を守ることになるので結構なことではあるのだが、黒タイツは…。
黒という色は輪郭を強調する色なので、例えばO脚の人が黒タイツを履くとくっきりとO脚のラインを目立たせることになる。また脚の太い人が黒タイツを履くと輪郭が強調されることで面積を際立たせるから“太い”ということがはっきり分かる。
黒は締まって見えるとか細く見える、というのはスレンダーな人にのみ当てはまる視覚効果。
脚のキレイな人が黒タイツを履くとそのライン=輪郭が強調されるので、さらにほっそりキレイに見える、というだけのことです。
さらに今年はドルマン・スリーブのように全体にゆったりゆったりしたラインのトップスが流行っている。
ボディ・ラインだけでなく腕も、とくにだゆん だゆんの二の腕も隠せる。
そうやって隠せる限り隠して気を抜いていると、チュニックの下でボディは“ミシュラン・タイヤのロゴ・マーク”のように段々が積み重なることになる。そうして夏が終わってもまだお腹に浮き輪を付けてんの みたいなことになっちゃう人もいるでしょうね。
ふと思うのよ。
かつてのお腹出し&スキニーに対する反動のようにこの数年チュニックタイプのゆったりファッションが流行ってるけど、来年ボディ・コンシャスなファッションが流行ったら、みんなどうするんだろう。
街中に“ミシュラン・タイヤのロゴ・マーク”ボンレスハムが溢れ出すんでしょうかね
と、それはさておき。
昨日はスタイル・メイク エクササイズの日でした。
先着したメグちゃんが風が通るように窓を開けたりして会場の準備をしてくれていた。
「ところで、筋肉痛はどう…?」
「今回はお尻から太腿の後ろ側にかけてが筋肉痛です…」
よぉし。それは悪い筋肉痛ではありません。しっかり正しいプリエをした証拠だ。
じつは彼女、この7月から1年半振りにバレエのレッスンを再開したのよ。
7月1日と8日に≪初級基礎コース≫でじっくりレッスンしたあと≪スロー・エクササイズ≫にも参加した。
まず無理な動きをしないこと、自分の身体の可動域の範囲内で最大限に動かすことに気を付けながら、シンプルなアンシェヌマンをゆっくり練習したの。
その効果が早速現れた。
昨日のスタイル・メイク エクササイズの途中で体勢を変えたときに
「およ…っ」
気が付いた。
「メグちゃん、ちょっと立って横向いてみな…」
おぉぉ、お尻の形が変わっている
「今度は後ろ向いて…」
うん、うん、うん
お尻が小さくなっている
裾野が広がり始めていたお尻がちゃんと内側に巻き込まれるようなラインに変わっている。
「あぁ~、バレエ再開する前に写真撮っとけばよかったねぇ…。変化が一目瞭然、自分の目で確かめられたのに…」
もともとがポッチャリ型でオニクが付きやすいタイプの彼女。
野放しにしておいたら遠からず≪おばさん体型≫への一本道をまっしぐらっ ってことにもなりかねなかった。
でも見事に歯止めがかかったねぇ
≪おばさん体型≫に不可欠な基本アイテムの“ケツ”が、女性の“お尻”に進化を始めた瞬間でした
コメント
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