アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

アンボワテ・ソテとタン・ドゥ・キュイッス…♪

2018-08-04 10:49:31 | Weblog
金曜日、センター・レッスン。
バットマン・タンジュのアンシェヌマン。
前半はバーと同じ順番、後半はピルエット・アン・ドゥダーンとアン・ドゥオールの切り返し。
どうぞ

ん~、やっぱりふたりともピルエットの切り返しがネックだねぇぇ。
アイさん 、ひとつめのアン・ドゥダーンから4番ドゥミ・プリエに下りるところは、ルティレの脚を踏み出すだけだから問題ないよ。
でも4番ドゥミ・プリエからアン・ドゥオールを回って、ルティレの脚を後ろに引いて大きい4番に下りるところ。
「正面まで回りきってからルティレの脚を引いたんじゃ…」
「あ゛…っ、斜めにズレるってことかぁ…」
そうそう。
下りるところを見越して、少し早めに脚を引かないと
ユリさんは、アン・ドゥオールとアン・ドゥダーンのプレパラシオン(=準備のポジシオン)が明確に区別出来てないのよね。
アン・ドゥオールの場合=普通の4番ドゥミ・プリエ、アームスはクロワゼの低い3番
アン・ドゥダーンの場合=大きい4番で後ろの脚の膝は曲げない、アームスはエファセの低い3番
ここの区別がしっかり出来るといいわね
どちらの場合も体重は前側の足に乗っていて、ルティレに引き上げる脚は必ず後側の脚
ではプティ・ソテの練習を。
右脚前5番→タン・ルヴェ→右脚ク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァン-プリエ→タン・ルヴェ→左脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール-プリエ→タン・ルヴェ→右脚ク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァン-プリエ→タン・ルヴェ→右前5番ドゥミ・プリエ→左脚からタン・ドゥ・キュイッス→右脚からタン・ドゥ・キュイッス⇒…………
分かったね…
「……」
なに?
なにがひっかかってんの?
「タン・ドゥ・キュイッス」
おりょ…
左脚後ろ5番ドゥミ・プリエでタン・ルヴェが終わってるでしょ。
そうしたら
ドゥミ・プリエのまま左脚をク・ドゥ・ピエ(ただし軸脚のカカトの横に)
左前5番ドゥミ・プリエ
右方向にシソンヌ・ドゥ・コテ
左脚前5番ドゥミ・プリエ
ドゥミ・プリエのまま右脚をク・ドゥ・ピエ(ただし軸脚のカカトの横に)
右前5番ドゥミ・プリエ
左方向にシソンヌ・ドゥ・コテ
右脚前5番ドゥミ・プリエ
アームスは
タン・ルヴェのときはアン・バ
ク・ドゥ・ピエ-プリエのときにエファセの低い3番、そのままシソンヌ・ドゥ・コテ
いいね、分かったね
では、音楽でどうぞ

おいおいおいおい、おい…っ。
アイさん、何年私と付き合ってんのよ…
低いエファセの3番のアームスのとき、顔をアン・ファスに向けたまま首をかしげてどうする…っ
エポールマンを大切に。
アン・ナヴァンのアームスの肘の外側を通って視線を斜め下に送る
「あぁ…っ、そうだ、ぃやははは…
それからさぁ…、タン・ドゥ・キュイッスのリズムを均等割りしてどうする…
ク・ドゥ・ピエ-プリエ→2 5番ドゥミ・プリエ→3 シソンヌ・ドゥ・コテ→4 5番ドゥミ・プリエ
…って、なんじゃそりぁ…
→2 ク・ドゥ・ピエ-プリエ→3 5番ドゥミ・プリエ→シソンヌ・ドゥ・コテ→4 5番ドゥミ・プリエ
でしょうがな…。
「かははははぁ…
はい、もう一度

ん、まぁよろしいでしょう
タン・ドゥ・キュイッスのはじめのク・ドゥ・ピエ-プリエは、本来はク・ドゥ・ピエの脚の方に上体を傾けるんだけど、まずはきちんと脚の動きをマスターして欲しいから、現状ではトルソーは真っ直ぐのままで結構ですよ。
それからね、タン・ルヴェ→ク・ドゥ・ピエ-プリエ→タン・ルヴェ→ク・ドゥ・ピエ-プリエの部分、これはアンボワテ・ソテです。
本来ならこのアンシェヌマンはプティ・アレグロだからねっ
コメント
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