アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

水曜日のアンシャンテ ― アウトもインも…♪

2023-02-23 11:15:48 | Weblog
バレエの基本はアン・ドゥオールつまりターン・アウト。
関節の可動域や柔軟性に即して無理のない範囲で可能な限り脚と足を外向きにということを丁寧に訓練しますが、そのためには骨盤が正しい角度を保っていること、トルソーが正しい姿勢を保っていることが不可欠です。
昨日のレッスンでも骨盤が前傾しないように気を付けましょうと注意喚起したのですが、そのときにね、
「かわいい悪魔のイラストでは細~い尻尾の先が▲になってるでしょ、あの尻尾が尾骶骨の先に伸びているとイメージして…。その尻尾がねまっすぐに地面に向かって伸びて▲の頂点が地面にツンと刺さっている状態を変えないの。尻尾はね、1番ポジシオンにした両足のカカトの合わせ目に刺す
「ほぉぉぉ… …」
で、昨日はバットマン・タンジュにちょっと変化をつけてみました。
右脚前5番→ポワン・タンジュ・ドゥヴァン→5番→ポワン・タンジュ・ドゥヴァン→5番→右脚ク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァン→右脚ターン・イン→ターン・アウト→5番→…………
右脚をク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァンにするところは爪先が床スレスレの低い位置で
では、どうぞ

あ~、やっぱりソコかぁ…。
「あのね、動作脚をインにするときに骨盤が軸脚側に落っこちたり、逆に動作脚側のお尻が持ち上がったり、トルソーごとバーの方を向いたりしちゃダメですよ。あくまでも動作脚だけを内側に畳むっていうイメージですよ、地面に突き刺した尻尾の先は動かないのよ
へぇぇぇ…  …うぅぅぅ…」
ターン・アウトで動こうがターン・インの動きに変化しようが、骨盤やトルソーがそれにつられてしまっては動作の安定を欠きますよ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする