版元鱗形屋のもとで道を切り開こうと奮闘する蔦重。
重三郎は茶屋駿河屋の養い子で建前上は息子だから茶屋の手伝いや義兄(駿河屋の実子)の店の手伝いをしながら、みずから担ぎの貸本屋までやってます。
鱗形屋主人の言うような“どぉ~んと大きく当たる”本とはどんなものかと頭を悩ませたり、色々な人の意見を聞いてまわったりしているうちに義兄から本を読まなくなった理由をきかされる、それは、
赤本は絵が多くて読みやすいがすぐに飽きちまうし、青本は絵もあり読むところも多いがちょいと古臭い
ってことなんだそうで、ここで重三郎は閃きを得るんですね。
鱗形屋主人に青本を作り直そうと提言する、カビの生えたような古臭いお話ではなく江戸の人々がこぞって読みたがるような本を作ろうと。
鱗形屋もこの話に乗り二人で膝突き合わせて相談します、どんな内容のものにするか重要なのは何か、不可欠なのは何か…etc.etc. …。
なぁるほどぉ……絵の多い赤本と絵もあるが読むところも多い青本、このうち古臭い青本を新しいカタチに作り変える……なぁるほどぉ、それでいずれ出来上がるのが黄表紙ってわけね……また繋がったわ
この相談中に鱗形屋主人は踏み込んできた役人にお縄にされます、蔭で働いていた悪事…今でいう海賊版を手掛けていたことがバレたんです。
主がいなくなった鱗形屋を引き継ぐのは自分、自分が引き継ぎたい、時が来たと思いたい重三郎ですがどこかスッキリしない思いもある、そんな彼の背中を役人に同行していた長谷川平蔵が押すんですよ、
…そいつが落とした餅を拾ってやるのが供養だろ
みたいな粋な地口を言うんですけど、この地口を聞き逃しちゃった
ともあれ重三郎は少しずつ前に進んでいます。
あ、それから長谷川平蔵が少~~~しだけ、池波正太郎著『鬼平犯科帳』のファンでありそこで描かれる鬼平さまのファンである私がイメージする鬼平像に近づいてきたような気がしなくもない…
重三郎は茶屋駿河屋の養い子で建前上は息子だから茶屋の手伝いや義兄(駿河屋の実子)の店の手伝いをしながら、みずから担ぎの貸本屋までやってます。
鱗形屋主人の言うような“どぉ~んと大きく当たる”本とはどんなものかと頭を悩ませたり、色々な人の意見を聞いてまわったりしているうちに義兄から本を読まなくなった理由をきかされる、それは、
赤本は絵が多くて読みやすいがすぐに飽きちまうし、青本は絵もあり読むところも多いがちょいと古臭い
ってことなんだそうで、ここで重三郎は閃きを得るんですね。
鱗形屋主人に青本を作り直そうと提言する、カビの生えたような古臭いお話ではなく江戸の人々がこぞって読みたがるような本を作ろうと。
鱗形屋もこの話に乗り二人で膝突き合わせて相談します、どんな内容のものにするか重要なのは何か、不可欠なのは何か…etc.etc. …。
なぁるほどぉ……絵の多い赤本と絵もあるが読むところも多い青本、このうち古臭い青本を新しいカタチに作り変える……なぁるほどぉ、それでいずれ出来上がるのが黄表紙ってわけね……また繋がったわ
この相談中に鱗形屋主人は踏み込んできた役人にお縄にされます、蔭で働いていた悪事…今でいう海賊版を手掛けていたことがバレたんです。
主がいなくなった鱗形屋を引き継ぐのは自分、自分が引き継ぎたい、時が来たと思いたい重三郎ですがどこかスッキリしない思いもある、そんな彼の背中を役人に同行していた長谷川平蔵が押すんですよ、
…そいつが落とした餅を拾ってやるのが供養だろ
みたいな粋な地口を言うんですけど、この地口を聞き逃しちゃった
ともあれ重三郎は少しずつ前に進んでいます。
あ、それから長谷川平蔵が少~~~しだけ、池波正太郎著『鬼平犯科帳』のファンでありそこで描かれる鬼平さまのファンである私がイメージする鬼平像に近づいてきたような気がしなくもない…
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