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金曜日のアンシャンテ ― スロースロースローなバーレッスン…♪

2025-02-08 10:45:20 | Weblog
バーレッスン。
プリエ、1番ポジシオンからのバットマン・タンジュが終わったところで、木曜日のHさんとのレッスンのことをちょっとお話し。
Hさんの疑問に答えるため解決するためにやったことなんだけど、1番ポジシオンからのバットマン・タンジュを通常の4分の1のテンポで、脚の動きや足先それこそ足指の動きにまで注意を向けながらゆっくりポワン・タンジュしてまた1番に戻るという練習をした。
本当の動きの起点はどこなのかとか、ポワン・タンジュに脚を出すってどういうことなのかとか、理屈やらイメージやらを総動員(?)して説明しながらやったら、Hさんのバットマン・タンジュが正確なものになったし、これまで彼女が感じてた違和感も解消されたのよ、と。
ほぉぉぉ、なるほどぉ、と聞いてくれていたヒメさんですが、
「私はそのゆ~~~っくりタンジュするっていう練習、やらせてもらったコトありませんよね
「ないね、そもそもあなたには必要なかったからね
「でも…、以前センターのバットマン・タンジュで動きの起点が違うって注意して頂きましたけど、あんな風に自分では気づいてないところってあると思うんですよね」
「それはそうだけど、私が気づいて注意するとヒメさんはすぐに修正できるから問題ないんだよ」
「でも、自分の脚をどう動かすかどう動くのかってことにじっくり意識を向けながらっていうのをやってみたいです」
「あぁねぇ…、でもけっこうキツいんだよ」
「そうですよね、でも、やってみたいです」
まぁ、そんなに興味をもってくれるならやってみましょうかねってことで…。
まず1番ポジシオン……鏡に映る自分の脚の動作脚はL字の形になってる……そのL字を崩さずに股関節で大腿骨を前にあげていくと足が少しずつ前に出る……少しずつカカトが床から離れ土踏まずが上がり……足指も関節1つずつ床を離れる……これがポワン・タンジュ・ドゥヴァンの完成形。
「…ポワン・タンジュの状態でも1番ポジシオンでのターン・アウトを守れてる感じがします
はい、それが正解です
ポワン・タンジュ・ドゥヴァンの状態から足指の関節を1個ずつ床に下していく……土踏まずが下がり……同時に股関節の中で大腿骨も戻っていく……カカトが床についてもとのL字に向かって足を引き戻す……初めの1番ポジシオン。
「1番に戻ってからターン・アウトをって余計なコトをしなくてもターン・アウト出来てる感じです」
うん、いいですよぉ
…ってことなんだけど、このあとのメニューもこのスローペースでやる?
「やります、全部
そうですか
ま、こうやって時間をかけてじっくりバーレッスンをやった甲斐はありましたよ、センターレッスンでの動きに変化があったもの、素敵です
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