人力でGO

経済の最新情勢から、世界の裏側、そして大人の為のアニメ紹介まで、体当たりで挑むエンタテーメント・ブログ。

のりぴー事件

2009-08-21 11:59:00 | 時事/金融危機
■ ネットは面白いね ■

押尾学事件の直後のノリピー事件で、
世間では芸能界の麻薬汚染などと報道されているようですが、
ちょっと、マスコミが悪ノリし過ぎの感があります。
特にノリピー事件。

こういう時は何かを隠そうとしている場合が多いですね。
今回のキーマンはピーチジョンの女社長と、森元首相の様ですね。

まあ、あまスキャンダルを追うのは好きでは無いので、
興味のある人はネットで検索してみて下さい。
ゾロゾロと色々な情報が出てきます。

しかし、自民党は本当に退潮ですね。
こんなショボイ事件一つもみ消せなくなってきている。
ノリピーの事務所、サンミュージックの取締役は森田健作です。
押尾事件のもみ消しの為に、ノリピー事件が仕組まれたとしたら、
森田千葉県知事もなめられたもんですね。
尤も、なめられて然るべきキャラではありますが・・・・。

ネットが全て真実という訳ではありませんが、
少なくとも、今回の事件ではマスコミよりも真実味がありそうですね。
というか、マスコミ全体で真相を隠蔽しようとするから、
かえって不自然さが際立つ感じがします。

政権交代に向け、警視庁も検察も、マル暴関係も慌しくなっているのでしょう。
誰に恩を売って、誰を売るのか・・・。
庶民で良かったと、つくずく思う今日この頃です。

自由研究

2009-08-21 05:49:00 | トレッキング/旅行
自由研究、読書感想文・・・
かつて、あんなにも苦しかった夏休みの宿題ですが、
社会人になると、かえって懐かしいものでず。

特に私のように自宅で仕事をしていると、
宿題提出日前は、自分の仕事よりも子供の宿題の進み具合が気になります。

我が家では自由研究は家族を挙げての一大プロジェクトです。
今年も2005年からの継続研究である
「富士山における高山病と血中酸素飽和度と心拍の関係」というテーマで
研究をまとめるハズでした。

これには、彼女なりの戦略があって、
前段は兄の以前の研究を丸写しにすれば楽だ・・・。
理化の先生も、継続研究を楽しみにしているようですし、
彼女としては完璧な計画のハズでした。

しかし、富士山から帰って来て、
彼女のカメラの中身をチェックしてみて・・・・
研究テーマ変更です。

実は彼女は「クモ女」です。
珍しい雲、綺麗な雲が出ていると、家内のカメラや携帯で、
知らず知らずの内に、雲を写真に収める習性があります。

富士山で彼女が使っていたデジカメの写真をチェックしたら、
湧き上がる層積雲や、上昇気流にのって山肌を這い登る雲
上空にたなびく巻雲、夜明けの雲海の写真が沢山出てきました・・・。

・・・これはこのままにしておくのはモッタイナイ。
結局、自由研究のテーマは「富士山における雲の観察」に変更。













そもそも、高山病の研究は、前回に既に行き詰まっていました。
家内の病院のパルスオキシメーターを携帯して
血中酸素飽和度(SPO2)と脈拍を測りながら登山をするのですが、
脈拍は計測するタイミングによって高く出たり、低く出たり
とにかく安定しません。

今年はSPO2と脈拍を掛け合わせた数値を、酸素供給量と仮定し、
さらに個人のバラツキを補正する為に、
平地安静時のSPO2と脈拍を掛けた値を100とた場合の比で
個人データを比較する事にしました。

過去2回のデータにさかのぼり、
データを修正すると以前よりは比較しやすいグラフが得られましたが、
結局、脈拍の測定のバラツキはそのまま反映されてしまいます・・・。

・・・・この時点で、娘の目は点になっています。
・・・・「お父さん、何やってるか全然分からない・・・」
しまった!!科学の前に、数学で挫折した・・・・。
やはり、コイツは「クモ女」です・・・。
雲の写真が沢山あって、救われました・・・。

さて、高山病の方はというと、
やはり、赤血球量と最大酸素摂取量のデータが欲しい。
最大酸素摂取量は子供達に坂道ダッシュを10本ぐらいさせて、
脈拍を計測すれば、凡その検討は付きますが、
赤血球量はやはり血を抜かない事には・・・。
坂道ダッシュにしても、子供的にNGでしょう・・・。

しかし、子供の脈拍って意外と高いですね。
バスケで鍛えているので、平常時脈拍は60以下かと思っていましたが、
皆、70近くあります。
最初の計測値なんて、80近くありました。
パルスオキシメーターに指を突っ込んで計るもは
初めての経験なので、ドキドキしてしまうのでしょうか?

しかし、毎年富士登山で思い出すのが、スコットとアムンゼン。
人類初の南極点到達を目指したイギリスのスコット隊と、
ノルウェーのアムンゼン隊。

スコット隊は科学的データを計測しながら極点を目指しますが、
極点到達を優先したアムンゼン隊に先を越されてしまいます。
失意のスコット隊はそれでも計測を続け、最後は全員遭難してしまいます。

富士山での我が一行も、最初はスコット隊のごとく
しっかりデータを計測しながら登山します。
しかし、高山病の症状が出始める、夜明け前からデータが少なくなり、
知らず知らずの内に、「山頂ご来光」が全ての目的に優先してしまいます。
スコット隊が突如アムンゼン隊に豹変するのです。

さらには例年ですと、計測員が高山病に掛かりますので、
数字はミミズだし、行は間違えるし、
おまけに強風にデーターは吹き飛ばされるし・・・・。
今年は、山頂までのデータがきちんと揃っているは、奇跡的とも言えます。

尤も、今年も下りでアムンゼン隊に豹変しました。
なんせ、高山病8合目止まり組は、体力が有り余っていますから、
標高が下がれば元気一杯!!
下山ペースの速い事といったら・・・。
山頂組にも意地はありますから、それにつられて・・・・。

まあ、子供の自由研究なんて、こんなもんです・・・。