■ インフルエンザが身近で流行ってきました ■
インフルエンザが身近で流行ってきました。
中学のバスケ部の子が二人、インフルエンザに掛かりました。
しかし、3日で練習に復帰しています。
病院での判定は、「新型では無い」との事。
尤も、簡易検査でA型の判定が出ても、
新型の検査は行わない事に国の通達が変更されていて、
ほとんどの医療機関ではA型は、通常の季節性インフルエンザと同じ処方がされています。
(実際にはこの時期のA型は、ほとんどが新型だと言われています。)
http://news.cabrain.net/article.do?newsId=23928&freeWordSave=1
wikispediaも参照してみて下さい。
症状が重篤で無ければ新型として扱わない方が、
社会もいたずらに不安にならず、学校閉鎖にもならず、大人の判断だと言えます。
下手に新型判定してしまうと、病院もいろいろと困るようです。
家内に聞いたとこドろ、38度以上の発熱がある場合は、発熱外来に回されるようですが。
(保健所によっては発熱外来も既に閉鎖しています)
知り合いの医者の話だと、
「春頃の感染初期の頃も、新型かどうかの検査を積極的に行う県とそうで無い県があり、
県毎に感染者数が大きく異なるのは、担当者の姿勢の違い。」と言っていました。
千葉県は積極的で無いとも・・・。
病院からの報告義務も無くなっていますから、
既に実体把握など不可能ですが、
8月のこの時期にインフルエンザに掛かれば、ほぼ新型を疑って良いでしょう。
■ 娘も風邪をひいた ■
おとといから娘も夏風邪をひきました。
バカなので風邪など滅多にひかないのですが、
火曜日はぐったりしていました。
これは娘としては重症ですが、熱を測ったら36.8度。
これも、娘としては高い方です。
部活を休ませて様子を見ていました。
既に、部活内で二人インフルエンザが発生し、
月曜日は一人が夏風邪で休んでいます。
濃密接触集団の中学の部活で、立て続けにインフルと夏風邪がはやれば、
インフルの集団感染の可能性は絶大です。
春には地元の剣道部の練習試合で、他行に感染者が出たくらいですから・・。
しかし、昨日は早くも快方に向かい、
良く食べ、ハリーポッターなんぞを1冊読破していました。
本日は部活に出かけて行きました。
お腹が痛い・・と言っているので、私としえは新型インフルエンザを疑っていますが、
病院で検査をしてみようと持ちかけたら、練習に逃げて行きました。
まあ、健常者が感染しても、体力が落ちていなければ
発症しないか、発症しても夏風程度なのでしょう。
こんな、潜在的感染者がゴロゴロしていそうです。
■ 全然怖くないインフルエンザ ■
ネットで検索したら、感染者のこんな書き込みがありました。
http://appleworld.com/hmr/bbs/column/hotel_in_usa/1177642_92931.html
<引用>
私はニューヨークに暮らしている。その私が先日風邪をひいた。喉がいたくなり鼻水がでて、熱も37度5分まで上がった。だが、熱は1日で下がり、その他のわずらわしい症状も治まるまでに3日程度だった。
これはひと足早い夏風邪だと思っていたら、少し遅れて子どももほぼ同じ症状をうったえだした。熱が38度5分まであがったので医者に連れて行ったところ、診断結果は「Flu」。つまりインフルエンザ。結局、私と同じく、熱は1日で下がり3日で完全回復した。それで初めて、私は「毒性が低い」という意味を理解した。「症状が軽いということなんだ」と。
学校でも、私の周囲でも同じ症状を患った人がいる。これならば、「ニューヨークで新型インフルエンザが蔓延している」と日本で報道されるのもうなずける。だが、通常健康を保っている人にとっては恐れるに足らずというのが私の実感だった。
もちろん、ニューヨークに住む人々も殺菌ジェルで手を消毒する回数を増やしたり、感染者に近づかないようにしたりして予防を心がけている。だが、所詮、夏風邪と大して変わらぬ程度の症状。私の知る限り、それが原因で普段の生活を大きく変える人はいない。
日本でこれだけ新型インフルエンザが大騒ぎになった原因の一つには、やはり誤解があったのではないかと思う。「普通のインフルエンザと比べて症状が軽い」という理解が不十分だったのではないだろうか。
最初「毒性が弱い」と聞いて私はどういうことなのだろうかと思った。「症状が軽い」という説明であれば、もっと明確に理解できたと思う。また、死亡者の数をだす際にも、とくに恐ろしいという印象だけが残らないように、過去に流行したインフルエンザとの比較を数字で並べればよかったと思う。
日本の旅行会社で働く友人が「すべての団体がキャンセルになってしまった」と嘆きのメールを送ってきた。秋に南米に行くのを楽しみにしていた知人が「とても残念だけど、取りやめにしました」と悲しんでいた。大手旅行会社の中には損害額が100億円を超えるところがあると聞く。日本経済に与えた打撃は小さくない。報道の仕方によっては、ダメージを抑えられたのではないかと残念に思うのは私だけだろうか。
<引用終わり>
この方の症状も至って軽微です。
きっと、今回の新型インフルエンザは至って軽い症状のウィルスなのでしょう。
■ アメリカ疾病対策センターの不可解な動き ■
CNNのニュースを見ていると、アメリカ疾病対策センターの会見を放送していました。
担当官が数人並んで、うがいや手洗いを訴えていました。
まあ、言っている事は通り一遍の事ですが、
何だか雰囲気だけは物々しい感じ。
日本で既にインフル騒ぎが過去のものとなっていた8月初旬だけに、
エー!?アメリカってまだ騒いでいるんだ??というのが正直な感想でした。
ところで、5月頃に面白い記事が2つあります。
http://slashdot.jp/science/article.pl?sid=09/05/15/0324226
<引用>
2009年05月15日
Bloombergが報じるところによると、新型インフルエンザのウィルスの起源がワクチン製造の際の人的ミスであった可能性があるとのこと(本家/.)。
新型インフルエンザウィルスの研究を行っているAdrian Gibbs氏は、インフルエンザワクチン製造の際に使われるニワトリの卵で新型のウィルスが偶然発生し、これが今回の新型インフルエンザの起源となった可能性があるとの説を唱えている。この説は、同氏が新型ウィルスの起源を追求するために遺伝子の青写真の分析を行ったところ浮かび上がってきたという。
Gibbs氏を含む3人のチームはこの研究を世界保健機関(WHO)に報告しており、現在WHOでは調査が進められているという。また米国疾病対策センター(CDC)にも報告したそうだが、CDCはGibbs氏らがアフリカや南アメリカの豚インフルエンザウィルスのDNAサンプルを分析していないため、それらの地域で自然発生した可能性を否定できないとの見解を示している。研究レポートは今後医学誌にも投稿される予定とのことだ。
Gibbs氏は細菌の進化について40年以上研究しており、新型インフルエンザの遺伝子構造分析に最初に携わった研究者のうちの一人である。またインフルエンザ治療薬タミフルの研究開発に携わった研究者でもあるとのこと。
<引用終わり>
とまあ、今回の新型ウィルスが人為的に合成された可能性が高いという話です。
この報道の直後にアメリカ疾病対策センターの発表した記事が・・
http://www.technobahn.com/news/200905231815
<引用>
2009/5/23 18:15 UTC − 米疾病対策センター(CDC)は22日、H1N1型の新型インフルエンザに関わる詳細な追跡調査結果を発表。新型インフルエンザは最近になってから発生したものではなく、既に数年前から蔓延していた可能性が高いとする独自の調査結果を発表した。
今回の調査報告書は、CDCインフルエンザ対策部門のナンシー・コックス(Nancy Cox)博士を中心とする研究グループが米国、メキシコから採種されたサンプルの遺伝子解析を進めた結果、明らかとなったもので、DNA解析の結果によると、新型ウィルスのDNAにはヒト、ブタ、トリの遺伝子が混在して含まれていることなども判明したとしている。
その上で新ウィルスは遺伝子的には「混在の混在(mixture of mixtures)」型であるところに特徴があり、1998年に流行したトリインフルエンザで初めて確認されたヒト、ブタ、トリの3種類の宿主から異なる核酸を得る「合併結合変異ウイルス(triple reassortant virus)」であることが判ったとも述べている。
しかし、研究グループではこうした特異なウィルスがなぜメキシコで発生したかについてはまだ仮説の範囲内に止まると述べ、断定は避けた。
今回の調査結果は雑誌サイエンス(Science DOI: 10.1126/science.1176225)に掲載されている。
<引用終わり>
人為起源の新型ウィルスを、
わざわざ感染拡大が起こり易いメキシコの片田舎でばら撒いたという疑惑を払拭するように、
「このウィルスは数年前から蔓延していた」と発表するのは、
裏がありそうでいろいろ勘ぐってしまいます。
そもそも、数年前から蔓延していて、
何故今年になってからパンデミックを起すのか?
感染力が強くなる遺伝子の変異が起こったのでしょうが・・・。
■ 「致死率は高い」というとんでも報告 ■
まあ、感染が拡大してきて、「全然たいさた事ないじゃん」というのが分かってきましたが、
まだまだ、新型インフルを煽りたい人たちが沢山いるようで、
http://mainichi.jp/select/science/news/20090818ddm003040091000c.html
<引用>
国内でも死者が出た新型インフルエンザの致死率は、季節性インフルエンザよりも高く、1957年にアジアで流行した当時の新型インフルエンザ「アジアかぜ」並みの0・5%程度と、オランダ・ユトレヒト大の西浦博研究員(理論疫学)らが推計した。米科学誌プロス・ワンに近く掲載される。
研究チームは、米国とカナダの新型インフルエンザ流行初期に確認された確定感染者数と死亡者数から、米国の致死率は1・2%、カナダは0・18%と算定した。しかし、米国は流行当初に死者が出たため実際の致死率より高めに、カナダは発病時期不明の患者が多いため低めに計算された可能性が高く、統計学的に処理し、実際の致死率は0・5%程度と推計した。
一方、季節性インフルエンザの致死率は0・1%未満。約200万人が死亡したアジアかぜの致死率は約0・5%とされており、今回の新型インフルエンザの致死率はアジアかぜ並みと結論付けた。
研究チームは日本の致死率について「0・5%を下回る見込み。持病のある人が適正に治療されていることや、抗インフルエンザ薬『タミフル』が多くの症例で投与されていることが影響し低めになるのではないか」と分析する。
また、西浦研究員は「冬を待たずに日本で感染者数が増大する可能性がある。季節性よりも毒性が高く、妊婦や持病のある人が数多く重症化し、相当数の死者が出ることを覚悟して準備すべきだ」と呼びかける。【永山悦子】
<引用終わり>
いくらなんでも致死率がアジア風邪並みというのは如何なものでしょうか?
通常のインフルエンザで国内で年間死者が多い年で1万人を越えます。
今回のインフルエンザの国内の死者数は27日時点でまだ4人ですよ。
ちょっと、煽りすぎではないでしょうか?
製薬会社かマスクメーカーからお金でも貰っているのでしょうか?
アメリカとカナダの感染者の統計の様ですが、
こんなに軽いインフルエンザで0.5%の致死率??
これは統計の取り方に問題があると考えた方が自然です。
インフルエンザと疑わしき人を検査キットで検査しまくり、
さらには新型同定の検査を行った日本とは異なり、
欧米では、重篤な患者のみに新型インフルエンザの検査を行っています。
ですから、統計に使用する母集団が、もし「新型インフルエンザ感染の確定者」であるならば、
それは、すなわちほぼ全員重篤な症状に陥った集団である事に注意が必要です。
さらに、生活習慣病が蔓延するアメリカですから、
感染者の多くが糖尿病などを患って致死率を上昇させたとも考えられます。
アメリカの致死率が1.2%、カナダの致死率が0.18%。
仮にこの両者とも重篤患者のみの母集団であるならば、
新型インフルエンザの致死率は、カナダの0.18%より低くなると考えるのが普通です。
研究チームは理論免疫学が専門ですから、単なる間違いという事は無いと思いますが、
致死率0.5%というのは、かなり恣意的な数字ではないかと思います。
春には正確な数字が出るでしょうから、ちょっと楽しみではあります。
とにかく、健康な日本人が恐れるような病気ではありません。
経済が大変な状況にある中で、
こんなたいした事無いウィルスに大騒ぎするのは止めましょう。
症状がこんなに軽いのだから、皆で掛かればコワクナイ。
コワイのは社会と世間の目だけですから。
インフルエンザが身近で流行ってきました。
中学のバスケ部の子が二人、インフルエンザに掛かりました。
しかし、3日で練習に復帰しています。
病院での判定は、「新型では無い」との事。
尤も、簡易検査でA型の判定が出ても、
新型の検査は行わない事に国の通達が変更されていて、
ほとんどの医療機関ではA型は、通常の季節性インフルエンザと同じ処方がされています。
(実際にはこの時期のA型は、ほとんどが新型だと言われています。)
http://news.cabrain.net/article.do?newsId=23928&freeWordSave=1
wikispediaも参照してみて下さい。
症状が重篤で無ければ新型として扱わない方が、
社会もいたずらに不安にならず、学校閉鎖にもならず、大人の判断だと言えます。
下手に新型判定してしまうと、病院もいろいろと困るようです。
家内に聞いたとこドろ、38度以上の発熱がある場合は、発熱外来に回されるようですが。
(保健所によっては発熱外来も既に閉鎖しています)
知り合いの医者の話だと、
「春頃の感染初期の頃も、新型かどうかの検査を積極的に行う県とそうで無い県があり、
県毎に感染者数が大きく異なるのは、担当者の姿勢の違い。」と言っていました。
千葉県は積極的で無いとも・・・。
病院からの報告義務も無くなっていますから、
既に実体把握など不可能ですが、
8月のこの時期にインフルエンザに掛かれば、ほぼ新型を疑って良いでしょう。
■ 娘も風邪をひいた ■
おとといから娘も夏風邪をひきました。
バカなので風邪など滅多にひかないのですが、
火曜日はぐったりしていました。
これは娘としては重症ですが、熱を測ったら36.8度。
これも、娘としては高い方です。
部活を休ませて様子を見ていました。
既に、部活内で二人インフルエンザが発生し、
月曜日は一人が夏風邪で休んでいます。
濃密接触集団の中学の部活で、立て続けにインフルと夏風邪がはやれば、
インフルの集団感染の可能性は絶大です。
春には地元の剣道部の練習試合で、他行に感染者が出たくらいですから・・。
しかし、昨日は早くも快方に向かい、
良く食べ、ハリーポッターなんぞを1冊読破していました。
本日は部活に出かけて行きました。
お腹が痛い・・と言っているので、私としえは新型インフルエンザを疑っていますが、
病院で検査をしてみようと持ちかけたら、練習に逃げて行きました。
まあ、健常者が感染しても、体力が落ちていなければ
発症しないか、発症しても夏風程度なのでしょう。
こんな、潜在的感染者がゴロゴロしていそうです。
■ 全然怖くないインフルエンザ ■
ネットで検索したら、感染者のこんな書き込みがありました。
http://appleworld.com/hmr/bbs/column/hotel_in_usa/1177642_92931.html
<引用>
私はニューヨークに暮らしている。その私が先日風邪をひいた。喉がいたくなり鼻水がでて、熱も37度5分まで上がった。だが、熱は1日で下がり、その他のわずらわしい症状も治まるまでに3日程度だった。
これはひと足早い夏風邪だと思っていたら、少し遅れて子どももほぼ同じ症状をうったえだした。熱が38度5分まであがったので医者に連れて行ったところ、診断結果は「Flu」。つまりインフルエンザ。結局、私と同じく、熱は1日で下がり3日で完全回復した。それで初めて、私は「毒性が低い」という意味を理解した。「症状が軽いということなんだ」と。
学校でも、私の周囲でも同じ症状を患った人がいる。これならば、「ニューヨークで新型インフルエンザが蔓延している」と日本で報道されるのもうなずける。だが、通常健康を保っている人にとっては恐れるに足らずというのが私の実感だった。
もちろん、ニューヨークに住む人々も殺菌ジェルで手を消毒する回数を増やしたり、感染者に近づかないようにしたりして予防を心がけている。だが、所詮、夏風邪と大して変わらぬ程度の症状。私の知る限り、それが原因で普段の生活を大きく変える人はいない。
日本でこれだけ新型インフルエンザが大騒ぎになった原因の一つには、やはり誤解があったのではないかと思う。「普通のインフルエンザと比べて症状が軽い」という理解が不十分だったのではないだろうか。
最初「毒性が弱い」と聞いて私はどういうことなのだろうかと思った。「症状が軽い」という説明であれば、もっと明確に理解できたと思う。また、死亡者の数をだす際にも、とくに恐ろしいという印象だけが残らないように、過去に流行したインフルエンザとの比較を数字で並べればよかったと思う。
日本の旅行会社で働く友人が「すべての団体がキャンセルになってしまった」と嘆きのメールを送ってきた。秋に南米に行くのを楽しみにしていた知人が「とても残念だけど、取りやめにしました」と悲しんでいた。大手旅行会社の中には損害額が100億円を超えるところがあると聞く。日本経済に与えた打撃は小さくない。報道の仕方によっては、ダメージを抑えられたのではないかと残念に思うのは私だけだろうか。
<引用終わり>
この方の症状も至って軽微です。
きっと、今回の新型インフルエンザは至って軽い症状のウィルスなのでしょう。
■ アメリカ疾病対策センターの不可解な動き ■
CNNのニュースを見ていると、アメリカ疾病対策センターの会見を放送していました。
担当官が数人並んで、うがいや手洗いを訴えていました。
まあ、言っている事は通り一遍の事ですが、
何だか雰囲気だけは物々しい感じ。
日本で既にインフル騒ぎが過去のものとなっていた8月初旬だけに、
エー!?アメリカってまだ騒いでいるんだ??というのが正直な感想でした。
ところで、5月頃に面白い記事が2つあります。
http://slashdot.jp/science/article.pl?sid=09/05/15/0324226
<引用>
2009年05月15日
Bloombergが報じるところによると、新型インフルエンザのウィルスの起源がワクチン製造の際の人的ミスであった可能性があるとのこと(本家/.)。
新型インフルエンザウィルスの研究を行っているAdrian Gibbs氏は、インフルエンザワクチン製造の際に使われるニワトリの卵で新型のウィルスが偶然発生し、これが今回の新型インフルエンザの起源となった可能性があるとの説を唱えている。この説は、同氏が新型ウィルスの起源を追求するために遺伝子の青写真の分析を行ったところ浮かび上がってきたという。
Gibbs氏を含む3人のチームはこの研究を世界保健機関(WHO)に報告しており、現在WHOでは調査が進められているという。また米国疾病対策センター(CDC)にも報告したそうだが、CDCはGibbs氏らがアフリカや南アメリカの豚インフルエンザウィルスのDNAサンプルを分析していないため、それらの地域で自然発生した可能性を否定できないとの見解を示している。研究レポートは今後医学誌にも投稿される予定とのことだ。
Gibbs氏は細菌の進化について40年以上研究しており、新型インフルエンザの遺伝子構造分析に最初に携わった研究者のうちの一人である。またインフルエンザ治療薬タミフルの研究開発に携わった研究者でもあるとのこと。
<引用終わり>
とまあ、今回の新型ウィルスが人為的に合成された可能性が高いという話です。
この報道の直後にアメリカ疾病対策センターの発表した記事が・・
http://www.technobahn.com/news/200905231815
<引用>
2009/5/23 18:15 UTC − 米疾病対策センター(CDC)は22日、H1N1型の新型インフルエンザに関わる詳細な追跡調査結果を発表。新型インフルエンザは最近になってから発生したものではなく、既に数年前から蔓延していた可能性が高いとする独自の調査結果を発表した。
今回の調査報告書は、CDCインフルエンザ対策部門のナンシー・コックス(Nancy Cox)博士を中心とする研究グループが米国、メキシコから採種されたサンプルの遺伝子解析を進めた結果、明らかとなったもので、DNA解析の結果によると、新型ウィルスのDNAにはヒト、ブタ、トリの遺伝子が混在して含まれていることなども判明したとしている。
その上で新ウィルスは遺伝子的には「混在の混在(mixture of mixtures)」型であるところに特徴があり、1998年に流行したトリインフルエンザで初めて確認されたヒト、ブタ、トリの3種類の宿主から異なる核酸を得る「合併結合変異ウイルス(triple reassortant virus)」であることが判ったとも述べている。
しかし、研究グループではこうした特異なウィルスがなぜメキシコで発生したかについてはまだ仮説の範囲内に止まると述べ、断定は避けた。
今回の調査結果は雑誌サイエンス(Science DOI: 10.1126/science.1176225)に掲載されている。
<引用終わり>
人為起源の新型ウィルスを、
わざわざ感染拡大が起こり易いメキシコの片田舎でばら撒いたという疑惑を払拭するように、
「このウィルスは数年前から蔓延していた」と発表するのは、
裏がありそうでいろいろ勘ぐってしまいます。
そもそも、数年前から蔓延していて、
何故今年になってからパンデミックを起すのか?
感染力が強くなる遺伝子の変異が起こったのでしょうが・・・。
■ 「致死率は高い」というとんでも報告 ■
まあ、感染が拡大してきて、「全然たいさた事ないじゃん」というのが分かってきましたが、
まだまだ、新型インフルを煽りたい人たちが沢山いるようで、
http://mainichi.jp/select/science/news/20090818ddm003040091000c.html
<引用>
国内でも死者が出た新型インフルエンザの致死率は、季節性インフルエンザよりも高く、1957年にアジアで流行した当時の新型インフルエンザ「アジアかぜ」並みの0・5%程度と、オランダ・ユトレヒト大の西浦博研究員(理論疫学)らが推計した。米科学誌プロス・ワンに近く掲載される。
研究チームは、米国とカナダの新型インフルエンザ流行初期に確認された確定感染者数と死亡者数から、米国の致死率は1・2%、カナダは0・18%と算定した。しかし、米国は流行当初に死者が出たため実際の致死率より高めに、カナダは発病時期不明の患者が多いため低めに計算された可能性が高く、統計学的に処理し、実際の致死率は0・5%程度と推計した。
一方、季節性インフルエンザの致死率は0・1%未満。約200万人が死亡したアジアかぜの致死率は約0・5%とされており、今回の新型インフルエンザの致死率はアジアかぜ並みと結論付けた。
研究チームは日本の致死率について「0・5%を下回る見込み。持病のある人が適正に治療されていることや、抗インフルエンザ薬『タミフル』が多くの症例で投与されていることが影響し低めになるのではないか」と分析する。
また、西浦研究員は「冬を待たずに日本で感染者数が増大する可能性がある。季節性よりも毒性が高く、妊婦や持病のある人が数多く重症化し、相当数の死者が出ることを覚悟して準備すべきだ」と呼びかける。【永山悦子】
<引用終わり>
いくらなんでも致死率がアジア風邪並みというのは如何なものでしょうか?
通常のインフルエンザで国内で年間死者が多い年で1万人を越えます。
今回のインフルエンザの国内の死者数は27日時点でまだ4人ですよ。
ちょっと、煽りすぎではないでしょうか?
製薬会社かマスクメーカーからお金でも貰っているのでしょうか?
アメリカとカナダの感染者の統計の様ですが、
こんなに軽いインフルエンザで0.5%の致死率??
これは統計の取り方に問題があると考えた方が自然です。
インフルエンザと疑わしき人を検査キットで検査しまくり、
さらには新型同定の検査を行った日本とは異なり、
欧米では、重篤な患者のみに新型インフルエンザの検査を行っています。
ですから、統計に使用する母集団が、もし「新型インフルエンザ感染の確定者」であるならば、
それは、すなわちほぼ全員重篤な症状に陥った集団である事に注意が必要です。
さらに、生活習慣病が蔓延するアメリカですから、
感染者の多くが糖尿病などを患って致死率を上昇させたとも考えられます。
アメリカの致死率が1.2%、カナダの致死率が0.18%。
仮にこの両者とも重篤患者のみの母集団であるならば、
新型インフルエンザの致死率は、カナダの0.18%より低くなると考えるのが普通です。
研究チームは理論免疫学が専門ですから、単なる間違いという事は無いと思いますが、
致死率0.5%というのは、かなり恣意的な数字ではないかと思います。
春には正確な数字が出るでしょうから、ちょっと楽しみではあります。
とにかく、健康な日本人が恐れるような病気ではありません。
経済が大変な状況にある中で、
こんなたいした事無いウィルスに大騒ぎするのは止めましょう。
症状がこんなに軽いのだから、皆で掛かればコワクナイ。
コワイのは社会と世間の目だけですから。