■ グラクソ社の新型インフルエンザワクチンで「ナルコレプシー」が増加 ■
グラクソ社の新型インフルエンザワクチンの接種による
「ナルコレプシー」の増加を示唆する記事を見つけました。
(陰謀論ブログに紹介されては、ネタ元に迷惑がかかるので、伏せさせて頂きます)
新型インフルエンザの予防接種を受けた子供達に
ナルコレプシーの発症が有意に増えたというフィンランドの研究を紹介されています。
フランスやカナダでの報告は以前よりあった様ですが、
フィンランドのケースではグラクソ社製の新型インフルエンザワクチンの接種者の発症率が
12.7倍と明らかにこのワクチンの影響を示唆うるデータとなっています。
「ナルコレプシー」とは聞きなれない病名ですが、
「過眠症」とか「居眠病」と呼ばれる病気です。
<Wikipediaから引用>
「笑い、喜び、怒りなどの感情が誘因となる情動脱力発作(カタプレキシー)を伴う患者も多いが、その症状が無い患者もいる[1]。通常であればノンレム期を経た後で発生するレム睡眠が入眠直後に発生する、入眠時レム睡眠期(SOREMP)が出現するため、入眠時に金縛り・幻覚・幻聴の症状が発生する。更に夜間はレム睡眠とノンレム睡眠の切り替わりで中途覚醒を起こすため、目は覚めても体を動かそうとする脳の一部が眠っているために金縛りを体験することになる。入眠後から起床時までは、そのような状況のため概して睡眠が浅くなりやすくなり、夢を見る回数が増える。ほとんどが悪夢で、現実とリアルな夢の境目が分からずにうなされる場合が多い。」
<引用終わり>
1) 金縛りに逢い易い
2) 悪夢を見て毎夜うなされる
3) 夢ばかり見て熟睡できない
なんだか、私も思い当たる節があります・・・。
夜熟睡できないので、結果的に昼間に抑えられない眠気に襲われるので、
「過眠症」とか「居眠り病」と呼ばれます。
■ ナルコレプシーは自己免疫疾患の可能性が指摘されている ■
ナルコレプシーの原因は特定されていませんが、
視床下部でオレキシンを生成する細胞が消失するという点が指摘され、
自己免疫疾患である可能性が指摘されています。(立証はされていません)
症状は色々ある様です。
Wikipediaから引用します。
睡眠発作
日中、突然に耐え難い眠気に襲われるという発作。
情動脱力発作(カタプレキシー)
笑い、喜び、あるいは自尊心がくすぐられるなど感情が昂ぶった際、突然に抗重力筋が脱力するという発作。全身にわたり、倒れてしまう発作のほか、膝の力が抜けてしまう、呂律がまわらなくなる、などの部分発作もある。 ナルコレプシーが独立疾患として命名された頃は、睡眠発作と情動脱力発作を明確に区別することはなかったが、20世紀初頭にこれらを区別するようになり、1916年にカタプレキシーと名付けられた[3]。
入眠時幻覚
睡眠発作により睡眠に陥った際、及び夜間の入眠時に現実感の強い幻覚を見ることがある。これは統合失調症などで見られる真性幻覚とは異なり入眠直後にレム睡眠状態になるために非常に現実感を伴った夢をみている状態であると考えられている。寝入り際に幽霊を見たといった類の心霊現象を訴えることがあるが、これも入眠時幻覚によって見ることができる。
睡眠麻痺
いわゆる金縛りと呼ばれる症状。開眼し意識はあるものの随意筋を動かすことができない状態。
以上の4症状は4大症状と呼ばれる。うち、下の3つはREM睡眠と密接に関連しており、REM睡眠関連症状と呼ばれることがある。REM睡眠が発見された1953年から数年後、ナルコレプシーでは入眠時レム睡眠期(SOREMP)が出現することが1960年に発見され、続いてSOREMPが入眠時幻覚や睡眠麻痺に影響を与えていることが発見された[3]。
自動症
眠った感覚がないにもかかわらず、直前に行った行為の記憶がない状態。逆に言えば無意識に寝てしまい、寝ながら行為を続けている状態。 中途覚醒、熟睡困難 夜間就寝中に頻回に目が覚めたり、幻覚や睡眠麻痺があること、また、睡眠構築の乱れもあるため熟睡が困難である。
■ 日本人は600人に一人の割合で発症 ■
日本人はナルコレプシーの患者が多く、
程度の差はありますが600人に一人がこの病気を患っているという研究もある様です。
世界の平均値が2000人に一人ですから
日本人は人種的にナルコレプシーを発症し易い人種とも言えます。
日本人の他には黒人も、この病気の発症率が高いそうです。
■ グラクソ社のワクチンはアジュバンを使用したドワクチン ■
グラクソ社の新型インフルエンザワクチンの特徴は、
アジュバンド(抗原性補強剤)を用いたワクチンであるという事です。
<Wikipediaから引用>
「アジュバントは、抗原性補強剤とも呼ばれ、抗原と一緒に注射され、その抗原性を増強するために用いる試薬である。
作用機構は様々で不明なものも多いが、
1.抗原を不溶化することで組織に長くとどめ、抗原を徐々に長期間遊離させること。
2.投与局所に炎症を起こし、マクロファージが集まり抗原が貪食(食作用)されやすくなり、抗原提示が効果的に行われる。
3.投与局所や所属するリンパ節の、T細胞やB細胞の活性化を強める。
と考えられている。
沈降性アジュバント(抗原が吸着する無機物の懸濁剤) 水酸化ナトリウム、水酸化アルミニウム(アラム、Alum)、リン酸カルシウム、リン酸アルミニウム、ミョウバン、ペペス、カルボキシビニルポリマーなど。
病原体やある抗原を吸着し、接種局所病原体を固定する利点もあるが、その性質の為、接種部位が硬結しやすい。
油性アジュバント(抗原水溶液を鉱油で包みミセルをつくり乳化する油乳剤) 流動パラフィン、ラノリン、フロイントなど。
乳濁液にするため粘性の高い液体になり、接種時に疼痛が起きる。体内に散りにくく、そのまま接種部位に残る性質も持ち合わせ、硬結する事がある。
不完全フロイントアジュバント(Incomplete Freund’s adjuvant, IFA。パラフィンとアラセルの混合物)、完全フロイントアジュバント(Complete Freund’s adjuvant,CFA。IFAに死滅したミコバクテリアまたは結核菌の死菌を加え、抗原性をさらに増強させたもの)がある」
<引用終わり>
アジュバンドは抗原としての作用が弱い抗原で、
免疫を獲得させる為に用いられる「抗原性補強剤」です。
新型インフルエンザワクチンの様に、感染が急拡大する様なケースで、
短期に大量のワクチンを作らなければならない必要がある場合、
少ない抗原で、大量のワクチンを作る必要が生じます。
この様な場合、アジュバンドを用いる方法は有効となります。
又、子宮頸がんワクチンなど抗原自体の免疫喚起力が弱い場合、
アジュバンドを使用する事で、免疫を獲得することが出来ます。
アジュバンドの使用は今後の癌のワクチン治療への道を開くものとして注目されています。
■ アジュバンドの安全性は立証されていない・・・湾岸戦争シンドローム ■
一方、アジュバンドの安全性は確立しているとは言えません。
一例として「湾岸戦争シンドローム」が挙げられます。
湾岸戦争終結後、帰還した米兵約70万人のうちの5000人から8万人が、
症状に差はあるものの、疲労感・痛み・記憶障害・倦怠感や関節痛などの症状を発症します。
原因は特定されておらず、劣化ウラン弾による被曝や、イラク特有の風土病、
生物兵器、化学兵器の後遺症、油田火災による影響などが疑われる一方、
兵士達が従軍前に接種したワクチンにも疑いが掛けられています。
湾岸戦争に従軍した兵士達は、様々なワクチンを投与されて戦場に送り出されました。
そのワクチンの中に「スアワレン・アジュバンド入りの炭疽菌ワクチン」がありました。
アジュバンドの使用はアメリカ食品医薬品局は現在も認めていないので、
このワクチンの接種は何かの手違いか、或いは特例であったと思われます。
この「炭疽菌ワクチン」の用いられたスクアレンは油性アジュバンドです。
スクアレン自身は特殊な油では無く、オリーブオイルなどに普通の含まれています。
最近では健康に良いという事で、化粧品などにも含まれています。
ところが、スクアレンを皮下注射すると免疫がスクアレンを異物とに認識して
スクアレンに対する抗体が出来るという説があります。
スクアレンの抗体が出来ると一種の「スクアレン・アレルギー」は発生します。
スクアレン自体は、全身の色々な所に普通の存在する物質なので、
獲得された抗体が、全身のスクアレンを攻撃して炎症反応を引き起こし、
その結果として湾岸戦争シンドロームなる自己免疫疾患の様な症状は発生したという説です。
湾岸戦争に従軍した全ての兵士が「スクアレン抗体」を持っている事が分かっており、
湾岸戦争シンドロームが、スクアレンアジュバンドの起因すると疑われる根拠となっています。
■ グラクソ社のアジュバンド「AS03」 ■
グラクソ社の新型インフルエンザワクチンに使用されたアジュバンドは「AS03」です。
AS03・・・・・スクアレン粒子+ビタミンE+界面活性剤(Tween80)
しっかりスクアレンが含まれています。
但し、スクアレンアジュバンドはノバルティス社のワクチンにも含まれていすが、
ことらはナルコレプシーが増加したというデータは無い様です。
MF59・・・・・スクアレン粒子+界面活性剤(Span85、Tween80)
この点を考慮すると、今回のナルコレプシーの増加が単純にスクアレン・アジュバンドに起因しているとは言い切れません。
ワクチンに含まれる、他の物質やタンパク質に起因する可能性も否定できません。
■ 子宮頸がんワクチンのアジュバンド ■
現在世界では「癌を予防する夢のワクチン」として、
女児に「子宮頸がんワクチン」を接種する事が推奨されています。
イギリスやオーストラリアでは学校で強制接種が行われており、
アメリカでも州によっては強制接種されています。
日本でも、政府や製薬会社の「子宮頸がんワクチン」の大キャンペーン中で、
自治体などが補助を出して、女児にこのワクチンを接種しています。
ところで厚生労働省はアジュバンドの使用を認めていませんが、
このワクチンにアジュバンドが使用されています。
グラクソ社の子宮頸がんワクチン、「サーバリスク」には
「AS04」というアジュバンドが使用されています。
グラクソ社の広報に問い合わせると、「AS04」のスクアレンの使用を否定するそうですが、
「AS04」の製造特許には、スクアレンを使用していると書かれているそうです。
(本当かどうかもう少し調べる必要はありあすが・・)
グラクソ社の新型インフルエンザワクチンで使用された「AS03」の副作用が疑われる今、
「AS04」が安全であるという根拠はどこにもありません。
■ 「子宮頸がんワクチン」の必要性には疑問が残る ■
そもそも「子宮頸がんワクチン」は不思議なワクチンです。
確かに「人パピローナウィルスHPV」の感染を予防し、
ウィルスによる慢性的な炎症を防ぐ事で、子宮頸がんの発生を予防出来ます。
しかし一方で、子宮頸がんの全体像を眺めると、少し不思議な感じがします。
1) 免疫助成剤(アジュバンド)の安全性が立証されていない
2) 子宮頸がんワクチンの効果の持続性が不明
3) 子宮頸がんは日本の女性の全癌死者の2%程度
4) 子宮頸がんは検診による早期発見・治療の効果が高い
5) ワクチンを接種して子宮頸がんの発生確率はある程度残る
6) ワクチンを接種しても、検診は必要
結局、このワクチンは100%子宮頸がんを予防できるのもでは無く、
又、子宮頸がんによる死者は、比較的少ないのに、
ワクチンの接種が国によっては強要されています。
厚生労働省やアメリカ食品医薬品局はアジュバンドを認可していませから、
新型インフルエンザワクチンや、子宮頸がんワクチンは特例として認められているのでしょう。
ところが、安全性に疑問の残るワクチンが半ば強制接種されるのは奇妙です。
アメリカでは新型インフルエンザワクチンは強制接種されました。
あんなに弱毒性のウィルスに対してです・・・。
これは「奇妙」を通り越して「異常」に事態です。
オバマ大統領とその家族は「アジュバンドを使用しないワクチン」を接種しています。
ドイツの閣僚や軍も、わざわざアジュバンドを使用しないワクチンを接種しています。
これも「奇妙」な事です。
■ 厚生官僚に感謝すべき日本人 ■
日本人は600人に一人が「ナルコレプシー」の患者だという説もあります。
フィンランドの統計が示すように、新型インフルエンザワクチンの接種で
ナルコレプシーの発症率が12.7倍に増えるとすると、
日本人の50人に一人がナルコレプシーを発症する事になります。
車を運転するドライバーの50人に一人が居眠り運転をしたらどうでしょう。
・・・・きっと恐ろしい事になるでしょう。
厚生労働省は「新型インフルエンザのパンデミック騒動」の際に、
特例で安全性の検証が十分で無い、輸入インフルエンザワクチンの導入を認めます。
木村盛世氏や村重直子氏ら厚生労働省の一部技官は
当時の枡添大臣を炊きつけて、輸入ワクチンの導入を強く迫りましたが、
厚生労働省の官僚達は、のんびりと導入を引き伸ばした形跡があります。
その最たる例が、グラクソ社のワクチンのカナダでの副作用調査です。
この情報は新聞にリークされて公になりますが、
グラクソ社のワクチンの、一部ロッテで、副作用が多く出ました。
厚生労働省はこの調査の為に、輸入ワクチンの導入を遅らせませした。
ところが、この副作用は非常に低い確率で発生しており、
国産ワクチンの副作用発生率よりも実際には低いものでした。
結果的に本格的に輸入ワクチンが導入された頃は、
新型イオンフルエンザの感染ピークは過ぎていたので
日本の国民は、ナルコレプシーを誘発するかも知れないグラクソ社のワクチンを
ほとんど接種する事はありませんでした。
厚生労働省の事なかれ主義が幸いしたのか、
それとも国内ワクチン業界保護が幸いしたのか・・・・。
私は厚生官僚が新型インフルエン騒動の裏を熟知いいたと疑っています。
日本的対応で、日本人を救ったのだと、当時より主張しています。
真偽はいつでも闇の中ですが、「ワクチン」とはかくも恐ろしい側面を持っているのです。
「子宮頸がんワクチン」の接種を検討されているお母様方、
政府やWHOのキャンペーンに流される事無く、
色々と情報を収集して、じっくりと考えて下さい。
<補足>
湾岸戦争シンドロームの原因として疑われる「炭疽菌ワクチン」に使用された
スクアレンアジュバンドは非常に高容量でした。
現在の「AL03]や「AL04」、「MF59」などのスクアレンの含有量は低く、
その点は、リスクが低減されています。
又、今回のナルコレプシーの増加の原因が、
スクアレンアジュバンドと特定されて訳ではありません。
お子様が「子宮頸がんワクチン」を接種されていても過度に恐れる事は無いと思いますが、
一応、副作用の情報は継続的にチェックする必要があると思います。
このブログは「陰謀ブログ」で、
「低線量率の放射線は安全」などというトンデモブログですから
話半分でお読み下さい。