■ 北朝鮮と清原の逮捕 ■
北朝鮮が又何やらイタズラを始めた様ですが、先の「水爆実験?」といい、無理に話題を振りまいている感じがします。以前は「ねえ、僕を見て!!」って感じのタイミングが多かったと思うのですが、最近は北朝鮮の都合があまり見えません・・・。
同様にいつでも逮捕出来たであろう清原元選手の覚醒剤容疑での逮捕。以前より噂は色々ありましたから、このタイミングでの逮捕にもなにやらウサンクサイものを感じます。
■ 何か隠したい事があるのかな・・・ ■
先の甘利大臣も気になります。表面的にはTPPに反対する勢力のイヤガラセと思われがちですが、政府がその気になれば週刊誌の報道などいくらでも抑える事が出来ます。結局、誰かが甘利氏を邪魔だと考えたのでしょう。
この場合、官僚と米国の二者が怪しい。
TPPの締結が避けられないものであるならば、運用で骨抜きにするというのが日本の官僚組織のお家芸です。その際、甘利氏が邪魔になるのかも知れません。
一方、米国の思惑が絡んでいるとすれば、TPPの交渉で強腰だった甘利氏を排除してしまおうと考えてたのかも知れません。「TPPも締結するし、煩い甘利はこの際引っ込んでもらおう。」こんな会話があったとか無かったとか・・。
しかし、甘利氏の後任が石原氏とはなんとも・・・。官僚的には甘利氏よりは扱い易そうですが、アメリカ的にもポチっぽい人材で・・・。
■ 何から目を逸らす必要があるのか? ■
TPPは2月4日に各国が署名をして、2年以内に国会で批准するかどうかを決める必要があります。2月4日から国民の目を逸らさなければならない程TPP反対は盛り上がっていませんから、昨今の下世話な事件が何かから国民の注意を逸らす為のものであるならば、その「何か」とは何なのでしょう?
アメリカも日本も10-12月期のGDPが思わしく無い数字が出そうです。アメリカは2.0%→0.7%へ減速。日本はどうやらマイナスが確実になりそうです。
アメリカの金利引き上げの理由は経済の過熱を防ぐ事ですが、米経済は利上げ前より景気縮小のフェーズに入っています。アメリカ、中国、ヨーロッパ、日本・・・世界の国々で景気後退が顕著になる中で、株式やその他の市場が調整に入るのは当然と言えます。
■ 日銀のマイナス金利のサプライズは1日だった ■
日銀がいきなりマイナス金利導入を発表して世界の市場はこれを好感したかに見えましたが、その効果も1~2日で消えてしまいました。今週に入ってから市場は又下落しています。
そもそも日銀のマイナス金利は今までの当座預金には適用されないので、市場にあまり資金が出て来ない事を市場は見抜いています。現在、日銀の異次元緩和は日銀当座預金を利用して買い入れを拡大していますから、これが減ってしまうと異次元緩和が継続出来なくなります。
■ 金利の歪はどこかで大きな問題を引き起こす ■
日銀のマイナス金利導入は、金融機関の収益悪化の面が強調されていますが、国内投資を拡大するリスクはマイナス金利で失う利益を上回ると思われます。国債を日銀に売却した資金を日銀の当座預金に置くと0.1%の損失が確定するので、金融機関はその資金をどこで運用するのか・・・多分、米国債でしょう。米国債金利が日銀のマイナス金利に反応しましたが、これは明らかに米国債への資金誘導です。
では、米国債の需給はそれ程逼迫しているのでしょうか?金利は低下していますから、リスクオフで米国債へと資金が流れていると思われます。
ただ、気になるのはオイルマネーの動向と、中国の動向。原油安で産油国は各市場から猛烈な勢いで資金を引き揚げています。米国債とて例外ではありません。
一方、中国の景気減速が顕著になっていますが、米国が景気縮小フェーズに入ったならば中国の対米輸出は減少し、貿易黒字が減れば中国の外貨準備の拡大も低調になります。むしろ、元安をヘッジファンドに狙われる為、ドル売りに転じる危険も有ります。
■ いろいろとヤバくなっているのでは無いか? ■
日銀が唐突にマイナス金利を導入したり、下世話なニュースが報道されたり・・・どうも陰謀愛好家の目からすると「雑」さが目立つ昨今。何だか色々とヤバイのでは無いかと妄想してしまいます。
本日は、全く中身の無い記事ですが・・・イヤな予感が・・・。