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経済の最新情勢から、世界の裏側、そして大人の為のアニメ紹介まで、体当たりで挑むエンタテーメント・ブログ。

ドイチェバンク(ドイツ銀行)=ロスチャイルドの銀行

2016-02-16 09:51:00 | 時事/金融危機
 

何かと話題のドイチェバンク(ドイツ銀行)。

悪い噂は3年程前から有りましたから、「今更感」がハンパ有りませんが、この銀行、実はロスチャ系の銀行。


「分かり易い危機の元凶が準備されている」という陰謀論に原則に則れば、リーマンブラザーズの次の時限地雷がドイチェバンクだったのかも知れません。


リーマンショック時にヨーロッパの銀行のデリバティブ残高はアメリカの銀行を凌いていましたが、これに蓋をして危機が去るのをひたすら待ちました。

危機が去ってしまえば、債権価格も回復するので損失は必然的に小さくなって行きますが、再びデリバティブ取引を拡大したので、リーマンショックよりも大きなデリバティブ残高を世界は抱え込んでいます。

その間、ボルガールールなど金融規制の動きは有りましたが、実効性は乏しく、今後BISが金融機関の運用基準を強化する過程で、様々な問題が噴出して来ます。

結局、リーマンショックは解決したのでは無く、地獄の坩堝(るつぼ)に蓋をしただけだったのです。そして、再び坩堝の蓋が開こうとしているのかも知れません。蓋を開けるはドイチェバンクなのか・・・?


そもそも利益が存在しない金融商品に利益が存在するかの如く見せて庶民の投資を集め、一定の周期で破綻して利益を得る詐欺が長年繰り返されていますが、私達は目先の利益に惑わされてしまいます。

そして資本家達は損失を政府に押し付け、税金として庶民から再び巻き上げるのです。


陰謀論的な下衆の勘ぐりではありますが・・・金融などというものが元々下衆な世界なので・・・。