■ 「希望の党」は自民党より「改憲」に積極的だろう ■
小池新党の名が「希望の党」と命名された様です。「希望」とは落選が予想される自民や民主党の現職議員の「希望」。「小池新党に行けば当選できる」という「希望」
ところで、中山恭子議員が小池新党に参加する事を表明していますが、彼女は「日本のこころ」という政党の代表で、日本維新の会の残党。
小池新党は維新の会に非常に似た政党で、小池氏や中山氏の思想は安倍氏と同様に「日本会議」的というか彼らは日本会議のメンバー。当然、「改憲にも積極的」です。
ここに民進党を離党した議員らが合流するというのですから・・・彼らの節操の無さにも呆れます。
■ 自民党が議席を減らしても、希望の党がそれ以上の議席を獲得しれば良い ■
自民党は小池新党をライバル視していますが、「改憲」に関して小池新党は自民党の別動隊として機能するはずです。
今まで自民党に投票してきた人も「今回はちょっと・・・」という方は高齢者を中心に多いのではないでしょうか?そういう方達が民主党や共産党に投票する事には抵抗が在りますから、その受け皿になるのが「小池新党=希望の党」
まあ、政治難民のゴキブリホイホイみたいな役割で、マスコミがここに誘導する。
これが今回の選挙の一つ目のトリック。
■ 大学審議会は加計学園の設置認可を10月末に出す必要がある ■
今回の突然の衆議院選挙解散の最大の理由は、加計学園の獣医学部が来年4月に開校する為には、10月中に大学設置審査会が認可を出す必要があるというスケジュール。
今の状態のまま臨時国会に突入すれば、森友・加計学園が再び注目されて、大学設置審議会は10月に加計学園の獣医学部の認可を出すどころでは無くなります。国民が絶対に許さないからです。
そこで、9月28日に解散を宣言すれば、10月22日が投票日になります。ここまで選挙報道一色になりますから大学設置審議会から世間の目を逸らす事が出来ませす。
そして選挙で自民・公明が過半数を獲得したら、安倍首相は「国民の信任が得られた」と表明し、その勢いに乗じて大学設置審議会は加計学園の認可を10月中に出すと予想されます。
当然、一部の国民は反発しますが、ニュースは組閣の話題と、大躍進した「希望の党」の話題で持ち切りのはずです。
ところで「自公で過半数」という勝敗ラインはかなり控えめです。これは「勝利」が約束された勝敗ライン。
■ ムサシが活躍するとしても「過半数確保」というひっそりとしたものだろう ■
仮に選挙結果にムサシが影響を与える様な事があったとしても、その効果は最小限に留められるでしょう。あからさまに自公で2/3以上の議席獲得となると、さすがに国民も違和感を覚えます。
ですから、自公と希望の党合わせて2/3確保。自公は過半数より少し多い程度というのが、議席数的には違和感が少ない。
これが私が妄想する今回の選挙の二つ目のトリック。
陰謀論的な妄想ですから、面白いに越した事は無い・・・。自民党大敗なんて「陰謀論的に面白く無い結果」にならない様に・・・・期待しています。