オタール・イオセリアーニは『月曜日に乾杯』1本を見ただけで、虜になった。この人の映画は信用できる。あの、のんしゃらんとした作品世界。そして、なんちゅういい加減さ。こんな人は、なかなかいない。変すぎる。
久々に彼の映画を見た。これは数年前にイオセリアーニの特集上映でかかった映画だ。あの時は上映日程がタイトでなかなか見れなかった。今朝、時間に余裕があり、なんとなく今見たのだが相変わらず、一筋縄で . . . 本文を読む
とても刺激的なアイデアである。いつもながら外輪さんは果敢に新しいことに取り組む姿勢を崩さない。守りに入るなんて言葉を知らない人だ。いつももっと面白いことはないか、と頭を巡らし、思いつき(ひらめき、という方がいいかぁ)を即、芝居に起用してしまう。なのに安易な企画はない。溢れ出るアイデアを全て芝居にしていきたくて、その結果エレベーター企画の公演本数が多くなる。
今回は辻野加奈恵さんに頼まれての外 . . . 本文を読む
とてもたわいのない芝居だが、作り手が観客を舐めているのではなく、このどうでもいいシチュエーション・コメディーを精一杯に見せようと努力しているから、見ていて腹は立たないし、嫌な気分になることもない。それどころか微笑ましく、彼女たちを応援してあげたくなる。
劇団赤鬼の4人の若手女優たちがユニットを組んでの自主公演である。普段は舞台であまり目立たない(目立つボジションを与えて貰えていない)らしい彼 . . . 本文を読む