12年振りの復活になるらしい。昔ながらのアナログ刑事、ジョン・マクレーンが、ハイパーテロに挑む最新作。ネット犯罪なんていかにもな話だが、さすがによく考えられている。
都市機能を麻痺させて国家転覆すら可能にするとんでもない奴らに対して、自分の手足だけで(まぁ当然武器は使うが)、立ち向っていく殺しても殺しても死なないダイハードな男、こんな生身の人間なんているはずないが、ブルース・ウィルスが血まみ . . . 本文を読む
また児童文学出身の作家が独自の世界観を持つ傑作を引っさげて登場してきた。この素晴らしい作品は、平易な(子供にも読める)言葉で、とても微妙な感覚を見事に掬い上げることに成功している。
中学1年になった灯子が、日々の生活の中で感じる数々のことを静かに綴っていく。彼女が世界と向き合い、そこに見る不思議な世界を正面から衒いなく描き取っていく。それは夕暮れ時にみた幻に過ぎないのかもしれない。だけれども . . . 本文を読む