久々に何も考えることなく、ただ一心にスクリーンを見つめるだけでいい映画を見た。単純バカな映画だが、アクションのつるべ打ちで、一瞬すらスクリーンから目が離せない。大層疲れる映画でもある。見終えた時には満足感より、疲労感の方が大きい。それって、どうよ、とも思うが。
トム・クルースにぴったりの役だ。キャメロン・ディアスも「きゃぁ、きゃぁ」叫んでいるだけで、楽しそうだ。娯楽映画の王道を行くアクション . . . 本文を読む
こういうマイナー映画がちゃんと評価されるっていいことだ。今、続々才能ある若手が日本にも登場している。映画を作ることが簡単になり、大量の作品が生まれることとなったからだ。その結果、ゴミも多いが、埋もれる傑作も多々あるのだろう。お金がなくても才能とやる気さえあれば映画は作れる。でも、公開は難しい。しかも正当な評価を受けるのは更に難しい。
ルックスと、話題性が自主映画にさえ必要な時代が来た。そんな . . . 本文を読む
いやな話だ、と思う。4話からなる短編連作は、いずれも悲しい話ばかりだ。たった4つのエピソードだが、話はロンド形式になっている。最後まで行くと元に戻ってくる。
人間ってどうしてこんなにも愚かなのだろうか、と思う。恋人に棄てられた女は、彼の結婚の邪魔をする。そんなつまらない復讐なんか何の意味もない。わかっていても心が収まらない。くだらない女だ、と自分でも思う。たぶん。でも、どうしようもない。その . . . 本文を読む