想像した映画とはまるで違う作品で驚いた。ホラー映画のようなタッチで隣人の恐怖を単純に描く作品ではなかった。ましてや生真面目な社会派映画でもない。隣の女の騒音に苦しめられる主婦、というどこかで見たような三面記事のお話から想像するお話下世話なドラマではなく、思いもしない映画に仕上がっていた。観客に善悪の判断を委ねる展開にも、さらには、まさかのどんでん返しを自然に描き、そして、マスコミの異常さをさりげな . . . 本文を読む
昨年7月公開作品だ。コロナによる劇場封鎖明けの頃、ようやく封切られたアクション大作映画である。派手な娯楽映画で、映画館でこそ見るべき作品だったのかもしれない。実は公開直後に見に行こうかと思っていた。あの時は大スクリーンの映画館でこそ楽しむべき映画を見たい、と思ったからだ。スカッとするアクション映画を見て改めて映画の魅力を満喫したい、とも思った。でも、なんやかんやで、忙しくしているうちにすぐ小さなス . . . 本文を読む
今年の7月頃に公開されていた篠原哲雄監督の最新作である。映画館で見たいと思っていたがすぐに上映が終わっていたので見逃していたけど、早くも配信がスタートしていてさっそく見た。(先月配信がスタートしてすぐに見ているので、もう見てから3週間ぐらいになる。なぜ今頃書くのかというと、実はここに書くのを忘れていたのを思い出したからだ。言い訳になるけど、どうしてもTVで見た映画は膨大すぎてここに書く時間が作れな . . . 本文を読む