これもネットフリックス配信による最新作で、現在劇場公開中の作品だ。この年末怒濤のようにネットフリックス映画が公開中だ。しかもいずれもベストテン級の秀作が並ぶ。大手の映画会社なんか足元のも及ばないのではないか、という勢いである。ネットフリックス映画は十分な予算のもと、作り手側の采配で制作されている。そんな理想の環境で作られた映画がつまらないわけはない。苦しい予算と製作委員会側からの理不尽な要求に散々 . . . 本文を読む
朝、この本を読み始める前に朝刊に目を通していると、直木賞候補にこの作品が選ばれているという記事を見かけた。ようやく彩瀬まるに直木賞を与える時が来たんか(というか、僕が与えるのではないけど)と思う。まぁ、まだ彼女は若いから今回も落選するかもしれないけど、そんなことどうでもいい。
ということで、さっそく読み始めた。よくある短編連作のスタイルである。描かれることも相変わらずつらい話ばかりだ。だけど、こ . . . 本文を読む
児童書やYA小説をチェックしていると、思いもしない設定で身近な題材を扱う小説を発見することが多々あるから侮れない。そうくるか、と驚く。まぁ、僕が手にする本なんてたかがしれているけど、それでもそのなかで、かなりの確率で良質の作品と出会えれる。だから児童書の新刊コーナーは図書館に行くと毎回立ち寄るようにしている。この本はそんなふうにして出会った1冊だ。こんなにもたわいない設定で気負いもない1冊だけど、 . . . 本文を読む