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映画・演劇のレビュー

2009年 小説 ベストテン

2010-01-08 22:01:48 | その他
 1 1Q84 (村上春樹)
 2 猫を抱いて象と泳ぐ(小川洋子)
 3 ぼくたちは大人になる(佐川光晴)
 4 神去なぁなぁ日常(三浦しをん)
 5 かけら(青山七恵)
 6 宵山万華鏡(森見登美彦)
 7 横道世之介(吉田修一)
 8 遠くの声に耳を澄ませて(宮下奈都) 
 9 ぬかるみに注意(生田沙代)
 10 架空の球を追う(森絵都)

 11から20
   ハブテトルハブテトラン(中島京子)
   恋文の技術(森見登美彦)
   学問(山田詠美)
   どこから行っても遠い町(川上弘美)
   未見坂(堀江敏幸)
   随時見学可(大竹昭子)
   すりばちの底のボタン(大島真寿美)
   マイブルーヘブン(小路幸也)
   宇宙を孕む風(片山恭一)
   イン・パラダイス(渡辺容子)

 21から25
   ゆずゆずり(東直子)
   少年譜(伊集院静)
   これでよろしくて?(川上弘美)
   くまちゃん(角田光代)
   武士道エイティーン(誉田哲也)

 小説以外
   1 旅する力(沢木耕太郎)
   2 漱石 母に愛されなかった子(三浦雅士)
   3 水曜日の神さま(角田光代)
   4 街場の教育学(内田樹)
   5 日本浄土(藤原新也)

  村上春樹が1位で、小川洋子が2位だなんて、ダヴィンチじゃないか、と思うが仕方ない。ふつうに自分の好みで選んだだけ。そんなことよりも、昨年は沢木耕太郎のエッセイを読めたのがうれしい。小説以外ベスト5は、正直言うと小説以上にハイレベルだ。まぁ、5冊しか選んでないから当然かもしれない。読んだ本は119冊。

 小説は相変わらずストーリーではないものが面白い。並んでいるのもそんな小説ばかりだ。お話の魅力ではなく、雰囲気やたたずまいが決め手となる。相変わらず女性作家が多いのは、これも好みの問題か。

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