今回のラスト・プログラムである4団体を見る。3週間に渡りロクソドンタで行われた「ダンスの時間20 Summer Festival」は前半まるで見にいけなくて、2週目も行くはずだったのに、熱を出してしまい見れず、残念。ようやく3週目に入って2番組見れた。
さて、この日の出演は、今貂子+ベゴーニャ・カストロ、Monochrome Circus 杏奈、吾妻琳。バラエティーに富んだプログラムで堪能した。
個人的にはMonochrome Circus が好き。今回の『凪』は合田有紀さんと野村香子さんのデュオ。ワン・アイデアで引っ張る。見事だ。抱き合う女と男。女は男の足の上に乗っている。この作品の仕掛けはそれだけ。当然、最後まで彼女の体は床に付くことはない。2人はロクソドンタのフロアを縦横無尽に動き回る。後半座り込んだ男の体の上を女はあっちにこっちにと動き回る。だが、女は男から落ちることはない。落ちそうで落ちないから、ドキドキする。アクロバットではない。危うい男女の関係性をそこに見せる。
杏奈さんと吾妻琳さんのソロはどちらも、わかりやすい設定のもと見事なダンスを披露してくれて、楽しかった。杏奈さんの『タチアガレ』は立ち上がった後が、凄い。(もちろんそこまでだけでも、充分楽しめたのに)立ち上がった後、周囲を見回す。ゆっくりと。そして、こちら(客席)に近付いてくる場面がすばらしい。だが、もっといいのは、その後。再び倒れてしまい、倒れた後、また立ち上がる。立ち続けることの困難までも視野に入れた構成がいい。吾妻さんの『頭痛フライ』は、頭痛になったハエのマイム。コスチュームがまたいい。なるほど、確かにハエだ、と納得させられる。部屋の中で七転八倒する様が面白い。
今貂子+ベゴーニャ・カストロの2人のコラボにも驚かされる。こんなのもありなんだ、と思う。舞踏とフラメンコだよ!圧倒された。(でも、実は、これは、苦手でした)
さて、この日の出演は、今貂子+ベゴーニャ・カストロ、Monochrome Circus 杏奈、吾妻琳。バラエティーに富んだプログラムで堪能した。
個人的にはMonochrome Circus が好き。今回の『凪』は合田有紀さんと野村香子さんのデュオ。ワン・アイデアで引っ張る。見事だ。抱き合う女と男。女は男の足の上に乗っている。この作品の仕掛けはそれだけ。当然、最後まで彼女の体は床に付くことはない。2人はロクソドンタのフロアを縦横無尽に動き回る。後半座り込んだ男の体の上を女はあっちにこっちにと動き回る。だが、女は男から落ちることはない。落ちそうで落ちないから、ドキドキする。アクロバットではない。危うい男女の関係性をそこに見せる。
杏奈さんと吾妻琳さんのソロはどちらも、わかりやすい設定のもと見事なダンスを披露してくれて、楽しかった。杏奈さんの『タチアガレ』は立ち上がった後が、凄い。(もちろんそこまでだけでも、充分楽しめたのに)立ち上がった後、周囲を見回す。ゆっくりと。そして、こちら(客席)に近付いてくる場面がすばらしい。だが、もっといいのは、その後。再び倒れてしまい、倒れた後、また立ち上がる。立ち続けることの困難までも視野に入れた構成がいい。吾妻さんの『頭痛フライ』は、頭痛になったハエのマイム。コスチュームがまたいい。なるほど、確かにハエだ、と納得させられる。部屋の中で七転八倒する様が面白い。
今貂子+ベゴーニャ・カストロの2人のコラボにも驚かされる。こんなのもありなんだ、と思う。舞踏とフラメンコだよ!圧倒された。(でも、実は、これは、苦手でした)