武田花を読んで、見て(彼女の本は写真集であり、エッセイ集でもある)していると、なんだかあてもなく散歩に行きたくなる。どこでもいいから知らない場所を歩きたくなる。もちろんそこは名所旧跡なんかではない。観光地ともいえないようなしょぼいところでいい。ただあてもなくフラフラ歩くのだ。それって面白い。
僕はいつもそんな風にして時間があればどこにでも歩いていく。地図も持たない。ぶらっと行く。もちろん、ただひたすら歩くというわけにもいかないから、一応目的地はある。武田さんのようにカメラは持たない。自分の目で見たらそれでいい。ふだんから映画や芝居を追いかけていろんなところに行く。仕事でいろんなところに行く。その度に帰りとかにふらふら歩いてしまう。知らない街を歩くのが好き。よく迷子になってしまう。帰ってこれないときもある。でも、それって楽しい。結局なんとかなる。同じ道を通るのはつまらないから、初めての道を開拓する。思いがけない風景に出会う。それが楽しい。
武田花さんののんびりとした小旅行のエッセイと写真を見ているとほっとする。いつも同じだ。それがいい。幸せな気分にしてくれる。
僕はいつもそんな風にして時間があればどこにでも歩いていく。地図も持たない。ぶらっと行く。もちろん、ただひたすら歩くというわけにもいかないから、一応目的地はある。武田さんのようにカメラは持たない。自分の目で見たらそれでいい。ふだんから映画や芝居を追いかけていろんなところに行く。仕事でいろんなところに行く。その度に帰りとかにふらふら歩いてしまう。知らない街を歩くのが好き。よく迷子になってしまう。帰ってこれないときもある。でも、それって楽しい。結局なんとかなる。同じ道を通るのはつまらないから、初めての道を開拓する。思いがけない風景に出会う。それが楽しい。
武田花さんののんびりとした小旅行のエッセイと写真を見ているとほっとする。いつも同じだ。それがいい。幸せな気分にしてくれる。